PPAP(ピコ太郎)の大ヒットは、
ソーシャルメディア時代のSIPS理論で
考えるとワクワクを共感したくなる。
なんかバカバカしいけどワクワクして、
俺(私)も、これならできるんじゃないかなぁ…
って感じた人が多かったのでしょう!
あの有名人みたいに共感したり、
共有&拡散したりを、繰り返して
世界に広がった。
このソーシャルメディア時代のSIPS理論は、
これから有名になりたい
ヒットさせたいと思っている人達へ
勇気や爆発的なパワーを持っている。
そんな方達へ少しでもヒントになれば、
幸いです。
目次
1:SIPS理論とは
2:SIPS理論の分類
3:SIPS理論を使った事例
4:まとめ
目次(クリックすると自動で飛びます。)
1:SIPS理論とは
2011年1月時点に、
電通 コミュニケーション・デザイン・センター
サトナオ・オープン・ラボ
シニア・クリエーティブ・ディレクター
佐藤尚之 氏が提唱した、
「来るべきソーシャルメディア時代の
新しい生活者消費行動モデル概念」
として、
- S(Sympathize : 共感する)
- I(Identify : 確認する)
- P(Participate : 参加する)
- S(Share & Spread : 共有・拡散する)
頭文字をとってSIPS(シップス)と名付けられました。
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参考:dentsu(SIPS〜来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデル概念〜)
2:SIPS理論の分類
SIPS理論のそれぞれに
意味を解説していきます。
2-1:S(Sympathize : 共感する)
まずSIPS理論のSは、
「Sympathize」のS=共感するです。
マスメディア時代からインターネットが登場し、
*マスメディア=新聞・雑誌・ラジオ
・テレビに加えて屋外交通広告・チラシ・店頭媒体など)
そして、
ソーシャルメディアが生まれました。
マスメディアは一方通行の情報の流れに対し、
ソーシャルメディアは双方向の情報が流れる
仕組みになっており、それが「人と人とのつながり」
を維持できるネット上の共感できる場所となりました。
2-2:I(Identify : 確認する)
次にSIPS理論のIは、
「Identify」のI =確認するです。
インターネットが登場して、
どの情報が正しくて、どの情報が偽物なのか
本当に判りにくくなりました。
が、情報がたくさん入るとしても確認する方法は、
昔と変わらない状態です。
友人知人からの情報で嘘は少ないと思いますが、
あくまで意見と受け取ったり、マスメディアから
の情報を元に判断するとか、または専門家の意見を
聞いたりとかで確認します。
2-3:P(Participate : 参加する)
次にSIPS理論のPは、
「Participate」のP=参加するです。
共感→確認→参加に移るまでに、
私は時間をかけない方だったので、
よく嘘の情報に騙されましたが、
最近はちょっと待てよと学習するようになり、
確認するようになりました。
ただ、FacebookやTwitter、mixiなどの「イイネ」
は簡単に参加することが可能になり、
下記の図のような参加レベルがあります。

次にSIPS理論のSは、
「Share & Spread」のS= 共有・拡散するです。
これが、あのツィートです。
もうあなたはすでにご存知だと思いますが、
あのPPAP(ピコ太郎)を一気に世界へ拡げた
ジャスティンビーバーのツィートです。
どのようにして、 広まっていったのか、
詳しいことは、次の事例でお伝えします。
3:SIPS理論を使った事例
では、PPAP(ピコ太郎)をもしかして知らない方が
いるかもしれませんので、参考までにこちらの
YouTube(ユーチューブ)をご覧ください!
この方がペンパイナッポーアッポーペンのピコ太郎さんです。
Sympathize : 共感する
まずはPPAPを音楽として、
ピコ太郎さんのプロデューサーである、
古坂大魔王さんがユーチューブに配信しました。
そして、音楽仲間がその楽曲に共感し
応援してくれるようになり、中高生に
少しづつ人気が出だして、
ある海外のサイト(9GAG)やTIME
という雑誌にも注目され始めました。
参考:9GAG
参考:TIME(雑誌)
Identify : 確認する
海外サイト(9GAG)やTIME(雑誌)に注目されると
ほぼ同時期に日本国内でもアイドル(NMB48)や
女子高生などに人気の盛り上がりを見せた。
このように、国内外で注目するほどの
人気の確認ができこの後にあの現象が起きました。
Participate : 参加する
あの現象とは、あのフォーチュンクッキー(AKB48)や
最近では恋ダンス(逃げるは恥だが役に立つ)テレビドラマ
のエンディングで踊っていたのを、やって見た動画で
参加する人が急激に増えました。
参考:【MV full】 恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式]
参考:【公式】「恋ダンス」日野+やっさん+ナツキ+柚ver &
第8話予告 1129火『逃げるは恥だが役に立つ TBS
Share & Spread : 共有・拡散する
そして、今までふつふつと湧いてきた人気が
あのジャスティンビーバーのツィートで、
一気に世界へ拡がりました。
そして2016年10月28日、記者会見がなされ、
『ペンパイナッポーアッポーペン』がギネス世界記録に
「全米ビルボードトップ100に入った世界最短曲」として
認定されたことが発表されました。
参考: billboard(全米ビルボード・チャート・100)
記者会見動画:[PPAP]ピコ太郎FCCJ会見(会見ノーカット)
4:まとめ
それでは、SIPS理論とは、
つまり
「仲間と創る人と人とのつながり」
と考えます。
PPAPに例えると、プロデューサーや
音楽仲間に支えられ、そして、ファンや
国内外のメディア
さらには、ジャスティンビーバーさん
のような有名人に支えられて、
このような、
「仲間と創る人と人とのつながり」を
これからの人は参考にして、
まだまだ未知なる世界の扉を、
拓いて観て欲しいです。
では、あなたのこれからに
参考になれば幸いに思います♪
お読みいただきまして
本当にありがとうございました。
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