コンサルティングとは?7つの項目で分かる!転職・年収・資格の実情

コンサルティングとは

「コンサルティング」
カッコいい響きですよね。

近年、ますます注目されている
コンサルティングという職業、

「コンサルティング業界に就職したい!」
「未経験だけど転職してみたい!」

と考えている方も多いはず。

でも、コンサルティングという仕事が
一体どんな仕事なのか
ハッキリとしたことはご存知でしょうか?

今回は特に
「経営コンサルタント」
という職種に絞って、

  • コンサルティングとはどんな仕事?
  • 年収や仕事量はどれくらいか?
  • 資格は必要なのか?
  • そもそもコンサルティングとは何なのか?

などをお伝えします。

目次

1:コンサルティングとは
2:コンサルティング業界や会社について
3:コンサルティング業界への転職
4:コンサルティングファームとは仕事内容と年収
5:コンサルティングの資格と難易度
6:何のためにコンサルティングは必要なのか?
7:データに基づくコンサルティングの実例
8:まとめ

1:コンサルティングとは

誰もが一度は聞いたことがある
「コンサルティング」
「コンサルタント」という単語

なんとなく意味は分かっているけど、
ハッキリとした定義をご存知ですか?

wikipediaによると、

コンサルティング (consulting) とは、
企業(まれに行政など公共機関)などの
クライアントに解決策を示して
その発展を助ける業務を行うことである。

または、職種としてその業務そのものを指す。

引用元:wikipedia

もっと簡単に言うなれば、

クライアントが抱える
あらゆる問題や課題を明らかにし、
その解決策をともに実行することで、

「クライアントの業績をアップさせる仕事」です。

そしてコンサルタントを通して
クライアントから報酬をもらっている人のことを
「コンサルタント」と呼びます。

2:コンサルティング業界や会社について

日本のコンサルティング業界の市場規模は
約1800億円~3000億円と言われており、
今後もさらなる成長が期待されています。

コンサルティング会社は外資系・日系
数多くありますが、有名どころでは

  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ボストンコンサルティンググループ
  • A.T.カーニー
  • アーサー・D・リトル
  • ドリームインキュベータ
  • アクセンチュア
  • ローランド・ベルガー
  • 野村総合研究所
  • 三菱総合研究所

などがあります。

そもそもコンサルティングの起源は
1800年代のアメリカといわれており、

1886年には世界で最初のコンサルティング会社
アーサー・D・リトルが設立されました。

一方、日本発祥のコンサルティング会社は
1966年に設立された
ボストンコンサルティンググループの日本支社です。

アーサー・D・リトルも
ボストンコンサルティンググループも
先ほどまとめている企業名の中に
含まれていますね。

コンサルティング会社に外資系が多いのは
こういった起源が理由です。

3:コンサルティング業界への転職

未経験からコンサルティング業界に転職したい。
という方も多いですが、
なかなか転職のハードルが高い業界です。

学歴と年齢(30代前半ぐらい)を
重視されることが多いので、
挑戦するなら決断は早いほうが良さそうです。

また、コンサルティング会社へは直接応募をするよりも、
コンサルティングに特化したエージェント
(人材紹介会社)を経由する方が有利です。

有名どころでは、

  • ムービンストラテジックキャリア
  • コンコードエグゼクティブグループ
  • アンテロープキャリアコンサルティング

などがオススメです。

3-1:コンサルタントに求められる資質

コンサルタントとして採用されやすい人物の特徴、
必要な資質は大きく分けて5つあります。

3-1-1:ポテンシャル

  • 積極的に動ける人物
  • 自分が得た知識を他者に分かりやすくアウトプットできる

など、潜在的にコンサルタントという職業に
向いているかどうかがまず重要です。

なにかしら経営に携わっていた経験がなくても、
ポテンシャルの高さ次第では
コンサルタントして採用される可能性は
充分にあります。

3-1-2:問題解決力

コンサルタントとして最も重要視される能力が
この問題解決力です。

  • クライアントが抱えている問題がなんなのかの把握
  • データを収集し分かりやすくまとめる
  • 解決への道筋を論理的に示せる

など、論理的な思考ができることが重要視されます。

3-1-3:プロ意識

どんな仕事にも言えますが、
特にコンサルタントという職業は

クライアントの要望100%を超えて
それ以上の結果を提供しようとする熱意や、

クライアントの機密事項などを
外部で漏らさないという倫理観が必要です。

3-1-4:コミュニケーション能力

  • チームメンバー
  • クライアント

など、お互いに信頼し合える関係でないと
円滑にプロジェクトを進めていくことは難しいでしょう。

そのためには、

  • 相手の話にしっかり耳を傾ける素直さ
  • 約束や時間を守り、嘘偽りのない誠実さ

などが必要になってきます。

3-1-5:体力と精神力

後ほど詳しく述べますが、
コンサルタントはかなりハードな仕事です。

クライアント毎に
完全オーダーメイドで
要望に応えなければいけないため、

体力的にも精神的にも
タフでなければ長続きすることは難しいでしょう。

4:コンサルティングファームとは仕事内容と年収

コンサルティングファームとは、簡単に言うと
コンサルティング会社のことです。

コンサルティングファームは以下の5つに分類されます。

・総合系
(戦略立案から実行まで全て補う)

・戦略系
(経営戦略の立案が得意)

・組織人事系
(人事制度・年金サービスなど組織におけるサービスに特化)

・シンクタンク系
(金融機関が設立。経済調査・官公庁向けリサーチ・IT・マネジメントコンサルなどが得意)

・IT系
(ITシステムの導入による組織改革が得意)

コンサルティングファームでの仕事内容は

  • クライアントの話を聞き
  • 問題点・課題を洗い出し
  • 市場や過去の資料を徹底調査
  • 分かりやすいデータにまとめ
  • 解決策を提示

などです。

平均年収は
「20代→約500万円
30代前半→約650万円
30代後半→約730万円」
となっており、

「年収が1000万、2000万円を超える
人材もいるほどです。」

肉体労働じゃなくて、響きも良くて、高収入!
なんて素晴らしい仕事なんだ!

と思われたかもしれませんが、
華やかなイメージとは裏腹に
かなりハードな仕事でもあります。

  • 月の残業100時間超えも一般的
  • 会社に泊まりこむ人も
  • いつでも、どこでも、何をしてても仕事が頭から離れない

これらのハードな環境のため、
全力で駆け抜け、
「数年で燃え尽きてしまう人が後を絶ちません。」

コンサルティングファームへの
就職・転職を考えている方は
ある程度覚悟しましょう。

ただ、
企業の幹部と直接話ができたり、
経営戦略に携わることで
間違いなく成長と自信には繋がるはずです。

5:コンサルティングの資格と難易度

ます、経営コンサルタントになるために
特に資格は必要ありません。

ただし、コンサルティング関係の資格を取得することで、

  • 自分の自信や外部からの信頼に繋がる
  • コンサルティングへの理解や知識が深まる
  • 経営コンサルタントが開く研究会やセミナーに出席できる

などのメリットがあります。

代表的な資格には
「中小企業診断士」と「経営士」があります。

5-1:中小企業診断士

1次試験合格率が全体の約20%前後
そこからさらに2次試験に合格する率が約20%前後

参考:中小企業診断士協会

1回受けただけで合格できる人は5%未満とも言われる
「かなり難易度の高い資格」です。

  • 財務・会計の出題がある(簿記2級レベル)
  • 事例に対しての診断・助言を記述する出題がある

などが、難易度が高くなっている理由です。

これだけ難しい資格ならば、
逆に持っているだけで
箔(はく)がつくとも言えますね。

5-2:経営士

こちらは合格率約70%と言われており、

  • 筆記試験
  • 面接
  • 経歴審査

これらの結果で合否を判断されます。

参考:一般社団法人日本経営士会

中小企業診断士に受かる自信はないけど、
何かしらコンサルに関わる資格が欲しいという方は、
こちらを受験してみるのも手です。

6:何のためにコンサルティングは必要なのか?

コンサルタントが対応するのは、
特定の業界に限らない、
あらゆる業界のクライアント達です。

当然、それぞれの業界によって

  • ターゲットとなる客層
  • 競合他社
  • 売り上げ、集客アップの方策

などは変わってくるわけですが、

いくら経験の深いコンサルタントといえど、
この世に存在している無数の
企業や業界のことを
それぞれ知り尽くしているわけではありません。

担当するクライアントが決定してから、
過去の資料やデータ、
競合他社の情報などを
徹底して調べつくしていきます。

「餅は餅屋」
という言葉があるように、

その業界で
間単に思いつくような方策や
王道の一般論は

すでにその道のプロである
クライアント自身が取り組んでいたり、
過去に取り組んでいることが多いです。

それでも思うように結果がでない。
実はなにか間違っているのではないか。

クライアント自身では見落としているような
問題や解決策がないか、
第三者から見ておかしなことはないか。

コンサルタントには
冷静で客観的な視点が求められています。

そして、

  • なるべく早く
  • 効率的で
  • 持続性のある
  • 収益の増加や集客という結果

このためにコンサルティングが必要とされています。

7:データに基づくコンサルティングの実例

クライアントに行動を促す上で必須なのが
「視覚化されたデータ」です。

なんとなくこうした方がいいという
曖昧な根拠ではなく、

  • 過去の傾向
  • 業界の動向
  • 消費者が求めているもの

これらの根拠のあるデータを提示されて初めて、
クライアントへの提案が納得していただけるのです。

データに基づく仮説→実行→検証

このサイクルを繰り返すことで
クライアントが求める結果を提供することができるのです。

例えば、
経営コンサルタントが
急ぎの売り上げアップを依頼された際、
真っ先に手がけるのが

「上位得意客の洗い出し」です。

  • 全顧客を売り上げ順に並べ
  • 上位20%までの顧客に集中し
  • さらなるサービスや提案ができないか知恵を絞る

なぜ上位20%に集中するのか?

それは、
「80対20の法則」と言われるように

上位20%の顧客が、
全売り上げの80%を
占めていることが多いからです。

新規開拓や売り上げの低い会社の
底上げを図ることよりも、

今の常連客、得意客に
さらに喜んでいただくことの方が

長期のリピートを生み、
口コミでの紹介を生む結果に繋がります。

広く浅く付き合うよりも、
好きでいてくれる相手を
さらにメロメロにすることの方が
はるかに効果的です。

これは、どんな業界にも通じることではないでしょうか。

8:まとめ

  • コンサルティングとはクライアントの業績をアップさせる仕事
  • 日本のコンサル業界の市場規模は約1800億円~3000億円
  • コンサルティングの起源は1800年代のアメリカ
  • コンサル業界への転職はエージェント(人材紹介会社)を利用する方が良い
  • コンサル会社のことを「コンサルティングファーム」と呼ぶ
  • コンサルタントの平均年収は500万円~730万円
  • 華やかなイメージとは程遠いハードな仕事
  • 経営コンサルタントに必須の資格は無いが「中小企業診断士」「経営士」という資格がある
  • 第三者として冷静に問題や解決策を見る目が求められている
  • 視覚化されたデータを基に戦略を打ち出すことが重要

「コンサルティングは結果が全て」
これは間違いない事実ですが、

「企業とは人の集まりである」
ということも忘れてはいけません。

理屈でしかものを言えない
頭でっかちなコンサルタントではなく、

関わる人たちの気持ちも配慮できる
コンサルタントになって頂ければと思います。

 

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