最近、ブランディングという言葉
をよく耳にしませんか?
インターネットの発達で、誰もが
情報発信を容易に出来る時代に
なりました。
その中で、
いかに他の人との違いを出していくか?
という、
差別化戦略=ブランディング
の重要性が認識されるように
なってきました。
ここでは、ブランディング
を構築するために有効な情報を
お伝えしていきたいと思います。
目次
1:ブランディングとは?
2:ブランディング作りのポイント1:コンセプト
3:ブランディング作りのポイント2:ターゲティング
4:ブランディング作りのポイント3:ポジショニング
5:ブランディングを行う上で必要な3つの要素
6:ブランドの評価と資産価値
7:まとめ
目次(クリックすると自動で飛びます。)
1: ブランディングとは?
最近、カリスマブロガー・Youtuber
等が注目を集めています。
では、なぜその人達は
カリスマになれたのでしょうか?
その人達は
自分自身をブランド化する=ブランディング
をきちんと行い、その他大勢の人と差別化
することで、自分自身を最大限に認知して
もらうことに成功したからなのです。
それでは、これから効果的な
ブランディング構築の方法をお伝えして
いきましょう。
また、関連記事として
こちらの記事も併せてお読み頂くと、よりブランディング
について理解を深めてもらえるかと思います
ので、こちらもぜひご覧下さい。
1-1:ブランドとは生き様だ!
そもそもブランド
とは、何なのでしょうか?
私は、ブランドとは、
生き様
だと考えています。
いわゆるカリスマという人たちは、
自分の生き方を自分自身で決めて、
徹底して貫いている人だとは思い
ませんか?
その生き方が多くの人の支持や
共感を呼び、気付けば自分自身が
ブランドとして世間に認知される。
これこそが理想的なブランディング
ですよね。
それでは、そのために取り組むべき
ことを具体的な人物を例に上げてお話
していきましょう。
1-2:自分自身のブランディングに成功している人とは?
自分自身をブランド化している人
といえば、誰が思い浮かびますか?
最近で言えば、50歳14日という
プロサッカー選手として世界最高齢での
ゴールを記憶して話題となった
キングカズこと三浦知良選手
※以下、カズ選手と略
を思い浮かべた人も多いかと思います。
サッカーという世界で一番人気がある
スポーツの中で、プロ選手として活躍して
いくためには、とてつもない生存競争に
勝ち抜いていかなくてはなりません。
そのためには、
「これだけは絶対に誰にも負けない!」
という自分の得意技を持ち、
それを徹底的に伸ばしていくことが
必要になります。
カズ選手でいえば、華麗なフェイント
や、ずば抜けた得点力が挙げられるかと
思います。
ただ、それだけでは
カリスマ的な人気
すなわち
カズというブランドを確立する
ためには、不十分なのです。
1-3:ブランドを構築するのに必要なこととは?
プロ選手として長く活動していく
には、実力はもちろんのこと
多くのファンに愛される=人気
を獲得することが不可欠になります。
では、人気を獲得するのに
大切なことは何なのでしょうか?
一番大切なのは、その他大勢の
プロサッカー選手との
違い=差別化
を生み出していくことです。
そしてこの違い=差別化
が明確であればあるほど自分の存在
が際立って行きます。
カズ選手でいえば、徹底した自己管理や
おしゃれなファッション等
誰の目から見てもはっきりと分かる
違いが出ていますよね?
この違いが明確になればなるほど、
それを支持する
自分の信者=ファン
が現れて来ます。
そして、ファンの数が多くなっていけば
いく程、自分というブランドが確立して
いくのです。
この流れを、
ブランディング
といいます。
つまり、ブランディングによって、
自分自身が
ブランド
として確立していくのです。
2:ブランディング作りのポイント1:コンセプト
ブランディングを行う際には、
「誰に・何を・どのように伝えていくのか?」
という、コンセプトを明確にしておくことが
とても大切になります。
2-1:まず、なりたい自分をはっきりさせる
そのためにまず取り組むべきことが
あります。
それは、
自分の理想の姿を創造する
ことです。
まずは、紙とペンを用意して、次の言葉を
大きく書き出してみて下さい。
私は100%なりたい人間になる!
そうです。まず先になりたい自分を
決めてしまうことが大切なのです!
こうすることで、ブランディング
をする上での軸をしっかりと固定
出来るようになります。
2-2:ブレインダンプをやってみよう!
それでは、なりたい自分の理想像について
思いつくことをどんどん紙に書いて
行きましょう。頭で考えるのではなくて
ただひたすら手を動かして下さい。
これは、
ブレインダンプ
と言われる手法で、脳の大掃除をする
ことで、考えていることが整理され
本当にやりたいことを明確にするのに
非常に効果のある方法と言われています。
5分間等制限時間を決めて、ひたすら
思いついたことを紙に書き出して
いきましょう。
2-3:自分のキャラクターを決めよう!
どうですか、なりたい自分の姿は
見えてきましたか?
それが見えてきたら、次は思い切って
「自分は特別な存在だ!」
と決めてしまいましょう。
決めることで、具体的に行動すべき
ことが分かってくるようになっていきます。
2-4:まずは目指すキャラクターを演じよう!
ただ、自分が目指すキャラクターが
出来上がっても現実とのギャップを感じる
ことも多々あるかと思います。
そんな時は、自分の理想像だったら、
どうするのか?を意識して行動して
みましょう。
そうすれば、目指すキャラクターと自分が
次第に合致するようになって行きますよ。
3:ブランディング作りのポイント2:ターゲッティング
次に自分を認知してもらうために
コンセプトの
「誰に」
の部分を設定していきましょう。
この設定のことを、
ターゲッティングといいます。
3-1:ターゲッティングで陥りやすいワナ
まず、ターゲッティングを行う際に
多くの人が陥りやすいワナについて
お話します。
それは、
誰からでも愛されるキャラクター
を設定しようとしてしまうことです。
確かに誰からでも愛されるキャラクター
ってすごく魅力的ですよね?
でも、誰からでも愛されるキャラクター
って、あまりにも漠然としていて逆に
よく分からないと思いませんか?
ターゲッティングで一番大切なのは、
どんな人に自分を認知してもらうのか
を出来る限り詳しく設定していく事
なのです。
3-2:理想の顧客像「ペルソナ」を設定しよう!
自分というキャラクターをどんな人に
提供すれば、お互いにメリットがあり、
喜んでもらえるかという理想の顧客像を
ペルソナ
と言います。
ペルソナを想定することで、目指す
キャラクター像が明確になり、
ブランディングがスムーズに行える
ようになって行きます。
4:ブランディング作りのポイント3:ポジショニング
コンセプトの「何を」「どのように」
の部分を決める時にとても大切なことが
あります。
それが
最適な自分の立ち位置=ポジショニング
を決めるということです。
そのためには、現状を分析することが
とても大切になってきます。
その分析法としておススメなのが
SWOT分析です。
SWOT分析については
こちらの記事をご参考下さい。
ポジショニングの決定はブランド構築の
土台となる部分なので、しっかり分析を
進めていくようにしましょう。
5:ブランディングを行う上で必要な3つの要素
次にあげる3つの要素を意識して行動すると、
更に加速度的にブランドの認知度を高めて
行けるようになります。
ここでは、具体例としてカリスマブランド
としての地位を確立しているアップルを
例にお話を進めていきます。
5-1:まず、世の中に存在しない新しいものをつくることを意識しよう!
アップルといえば、すぐにiPhone
をイメージする人も多いでしょう。
iPhone は2007年に初代モデルが発売
されたのですが、その14年も前にアップル
はニュートンというiPhoneの原型を
開発し販売していたのです。
ただ、この端末は残念ながらヒット作とは
なりませんでした。
そこでアップルは、時間をかけて修正点を
徹底的に洗い出し、携帯電話機能や
音楽プレーヤーという付加価値を付け加えて
iPhoneという全く新しい商品を
生み出したのです。
5-2:今後伸びていきそうな市場をいち早く認識し開拓者になろう!
パソコンと携帯電話という成長市場を
統合したiPhoneという新しい商品を
生み出したことで、
アップルは、スマートフォンの開拓者
としての地位を確立したのです。
5-3:常にある市場の中で、独自性を築き特定層からの支持を得よう!
実は、iPhoneが世界初のスマートフォン
ではないってご存知でしたか?
IBMやNOKIAがすでにスマートフォンの
原型となる商品を開発販売していました。
ただ、操作性やデザインの問題等で
世の中になかなか広まって
行きませんでした。
そこでアップルは、タッチパネル等の
斬新なアイデアやシャープなデザイン
で、流行に敏感な若い世代から絶大な
支持を得ることに成功したのです。
6:ブランドの評価と資産価値
では、アップルはiPhoneで
どのような評価と資産価値を
得たのでしょうか?
6-1:ロイヤリティ
消費者のブランドに対する忠誠心と
考えてください。
iPhoneの新商品が発売される度に
お店の前には購入希望者の大行列が出来、
社会現象化していますよね。
6-2:ブランド認知
ブランドや商品の名前が認知され、
親しみやイメージを持たれること
を言います。
アップルは2015年には世界で最も
価値のある企業に選ばれました。
参照元:HOTNEWS
6-3:知覚品質
顧客の思うブランドの品質
のことをいいます。
iPhoneは、アップルの商品だから
ただそれだけの理由で購入する人も
多いですよね。
6-4:ブランド連想
顧客がブランドに対して心に抱いた
イメージのことをいいます。
アップルといえば、時代の最先端を行く、
洗練された最高にクールなイメージが
定着していますよね。
7:まとめ
ブランドを構築することが
どれだけ重要な資産になるかという
ことがお分かり頂けたかと思います。
そしてブランディングが確立すれば、信頼感
・満足感・熱烈なファンというお金では
買えない資産が確実に増えていくのです。
ぜひ、これらを意識したブランディングを
行っていきましょう。
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