ウェビナーとは?安心して開催できるようになるための5つのポイント

ウェビナーとは

オンライン・マーケティング手法として
ウェビナーが注目を浴びています。

高速通信回線の普及や安価な高性能機材を
入手できるようになったことから
誰でも簡単に始められるようになりました。

このため、有名なマーケッターや講師だけでなく
これまで知らなかった人たちも
こぞってウェビナーを始めています。

ですが、簡単に始められるからといって
安易にスタートすると

お客さんの満足度を下げ、場合によっては
悪い口コミが広がることにもつながりかねません。

そこで、これからウェビナーを
始めたいと思っているあなたに

ウェビナーの基礎と
失敗しないウェビナーの始め方を伝授します。

目次

1.ウェビナーってどんなもの?
2.ウェビナーの種類
3.ウェビナーの例
4.お客さんとして何がうれしい?
5.配信側のメリット
6.よくある失敗
7.何に気をつけるべきか? 5つのポイント
8.機材について。カメラとマイクだけはお金を!
9.まとめ

1. ウェビナーってどんなもの?

「ウェビナー」とは、
ウェブ上でセミナーを行うことを呼び
「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた造語です。

ですが、単にウェブ上に
掲載されているセミナー動画は
ウェビナーとは言いません。

これは、視聴者側が
いつでも見ることができますが

ウェビナーは、「配信時間」を指定しており
その時間しか見ることができない
ということが大きな違いです。

その時間しか配信されないため
視聴者から質問を受け付けたり、

その場で答えたりと
よりリアルのセミナーに近い状態になります。

2. ウェビナーの種類

一言でウェビナーと言っても、
いろんなパターンがあります。

配信形式と配信する
動画の中身で分類しましたので
順番に見てみましょう。

2-1.3つの配信形式

ウェビナーの配信形式には
3つのタイプがあります。

2-1-1:生放送タイプ

テレビの生中継のように
ライブセミナーを
ネットで配信する方法です。

生放送ですから、
やり直しはききません。

シナリオなどを
しっかり準備しておく必要があります。

2-1-2:生配信タイプ

通常のテレビ番組のように
事前に録画したものを流すやり方です。

事前に編集した内容を流しますので
ハプニングの心配はありませんが

当日の参加者の質問を
受け付けることはできません。

ですから、事前に
質問を受け付けておくケースが多いようです。

2-1-3:通常の動画配信タイプ

セミナー形式の動画を
配信するだけの方法です。

正確に言うと
ウェビナーではないかもしれませんが

一方的に配信するだけなので
一番簡単にできます。

2-2.動画の5つの型

ウェビナー動画には
色々ありますが、基本的には
5つの型に分けられます。

2-2-1:一人型

1人で話すセミナーです。

1人でシナリオ通りセミナーを
進行させる必要があるので
ある程度は慣れが必要です。

2-2-2:対談型

ナビゲーターと講師が
2名以上でワンセットとして対談する形式です。

対談しながら、進行していくので、
視聴者側も違和感が少なくなります。

2-2-3:講義型

ホワイトボードなどを背にして
講義のように進めるやり方です。

学習塾の衛星配信のようなやり方で
教育コンテンツの配信などに向いています。

2-2-4:スライド型

人物が登場せずに、
パワーポイントのスライドを
めくっていきながら
音声だけが流れる形式です。

この形式だと、配信者は、
顔出しせずに済みます。

2-2-5:ハイブリッド型

「スライド型」と
「一人型、対談型、講義型」の
どれかを組み合わせたやり方です。

きれいで分かりやすいスライドを見ながら、
人物も見えるという「いいとこ取り」の形式です。

3.ウェビナーの例

ウェビナーとは

引用元:ウェビナー

ISO認証・審査登録機関
Perry Johnson Registrarsの
ホームページに掲載されている
食品ウェビナーのサンプルです。

左側に講師の動画と講師紹介
右側にプレゼンテーションが
表示されています。

教育系のウェビナーとしては、
良くある例です。

4.お客さんとして何がうれしい?

このようなウェビナーが
人気な理由はなんでしょうか?

それは、ウェビナーには、
お客さん側、配信側それぞれに
メリットがあるからです。

まずは、お客さん側の
メリットをご紹介しましょう。

4-1.場所に制約がない

リアルのセミナーの場合には、
お客さんはセミナー会場に行く必要があります。

そうすると参加したいセミナーがあっても
遠方に住んでいることで参加できない
といったことが多々あります。

ですが、ウェビナーの場合には
ネットがつながるところであれば
場所の制約を受けません。

4-2.時間の制約が緩和される(「生放送タイプ」以外)

リアルのセミナーの開催日時に
お客さんの都合がつかない場合には
参加したくてもできません。

ウェビナーの場合でも配信時間に
都合が悪いことはありますが

「生放送タイプ」以外であれば、
録画したものを再放送することができます。

このため、お客さんが
参加できる可能性が高くなります。

4-3.気軽に受講できる

お客さんの中には、
大勢の人が集まるセミナーに行くのを
嫌がる人もいます。

ウェビナーの場合、自宅でもどこでも
たった一人で見ることができますので
他の人の目を気にせずに参加できます。

4-4.質問しやすい

大勢の前では
恥ずかしくて質問できないことでも
ウェビナーでは気にせずに質問できます。

特に、事前に質問を受け付けるタイプの場合

十分に時間をかけて
質問を練ることもできますので
お客さんの満足度が高くなります。

5.配信側のメリット

ウェビナーは、リアルのセミナーに比べて
配信側にも大きなメリットがあります。

5-1.会場コストがかからない

リアルのセミナーの場合
セミナー会場費が必要になります。

ですが、ウェビナーの場合
お客さんを何人集めようが
セミナー会場を準備する必要がありません。

特に「スライド型」のように
講師の姿やホワイトボードなども映らない場合
自宅で開催することもできます。

5-2.参加者が少なくても、気にならない

たくさん募集したのに応募者が少なくて
セミナー会場がガラガラでは
モチベーションが上がりません。

ですが、ウェビナーの場合には
配信時間になってみないと
何人が視聴しているかわかりませんので

参加者の人数を気にせず
収録することができます。

5-3.複雑な内容でも効果的に伝達できる

ウェビナーの場合、別の動画などを挿入して
参加者の理解を深めることもできます。

もちろん、リアルのセミナーでも
動画を映すことは可能ですが
録画タイプのウェビナーなら、

適切なタイミングで
編集済みの動画を配信することができます。

5-4.集客しやすい

お客さんのメリットのところでも紹介しましたが
場所の制約を受けないので、

お客さんが参加しやすく
集客が容易になります。

5-5.セールスできる機会を作りやすい

リアルのセミナーでも
セールスを行うことがありますが

その場で成約まで持っていくには、
かなりのスキルが必要になります。

その点、ウェビナーなら、セミナーの最後に
ランディングページへの誘導リンクで
セールスすることも簡単です。

また、ウェビナー終了直後には
お客さんの満足度が最高潮になっていますので

メルマガ登録や無料レポート請求なども
比較的容易にできます。

6.よくある失敗

このようにお客さん、配信側の両方に
多くのメリットがあるウェビナーですが
もちろん注意すべきことがあります。

ここでは、ウェビナーを始めるうえで
注意すべき点をご紹介します。

6-1.話している内容が伝わらない

リアルのセミナーは双方向ですので
お客さんが頷いたり、笑ったりすることで

セミナーの最中に、
お客さんの理解度が確認できます。

しかし、ウェビナーの場合には
このようなフィードバックを
得ることができません。

このため、お客さんが理解できないうちに
次の話に進んでしまうことがあります。

ウェビナーの場合、
お客さんが一度疑問に思ったら
視聴するのを止めてしまいますので注意が必要です。

6-2.服装や背景などが雑すぎる

服装など講師の外見や背景などは、
セミナーの信頼性に大きく関わります。

ビジネス系のセミナーなのに
チャラチャラした服装の講師が出てきたり
いかにも自宅で撮影した、という画像が流れたら
「ウソくさい」と思いますよね。

そうなると、どんなに良い内容でも
信じてもらうことができなくなります。

6-3.途中で配信の不具合が発生する

ウェビナーは通信回線を使っているため
途中で配信に不具合が出る可能性は否定できません。

お客さんは忙しい中、
時間を確保して参加して頂いているので

数分も中断したら、
視聴するのを止めてしまいます。

配信ができなかったという理由は、
即、返金対象ですし

その後の申込みにも
影響が出る可能性がありますので
しっかりした対策が必要です。

6-4.動画が見づらい

撮影している方は気づきにくいですが
画面が暗かったり、

光が反射して見えなかったりするだけで
セミナーの質が低下して、不満が溜まります。

どんなに良い内容のセミナーをやっても
画像が見づらいなどの不満は
記憶に残りやすいですし

口コミされやすい材料になりますので
細心の注意が必要です。

6-5.声が小さい、聞き取りにくい

自分の言いたいことを伝えようとしたり
時間を気にしすぎて話していると

早口になったり、語尾が
小声になったりすることがあります。

ところが、早口で喋ったり、
声が小さかったりすると
お客さんが理解することができません。

ですから、これもお客さんの満足度が低下して
視聴するのを止めてしまいます。

7.何に気をつけるべきか? 5つのポイント

では、ウェビナーで失敗しないためには
どうしたらいいのでしょうか?

よくある失敗を防ぐための
5つのポイントをご紹介します。

7-1.話す内容を事前にチェックして練習する

事前にお客さんの特性や
セミナーの内容をきちんと考え
伝えたいメッセージをまとめておきましょう。

レジュメを作って、
すらすら話せるようになるまで
練習することが大切です。

セミナー練習を録音して、
自分で聞いてみたり

スタッフや友人に
聞いてもらうようにしてください。

7-2.服装や背景などをプロらしくする

お客さんの特性やセミナーの内容を考えて
リアルのセミナーと同様に

適切な服装や背景にするよう
服装や背景を整えて臨みましょう。

どんな服装や背景がいいのかわからなかったら
同じようなジャンルのセミナーに参加してみてください。

あなたらしさを出すのもいいですが
最初のうちは、無難な服装や背景がいいでしょう。

7-3.配信の不具合に備える

ウェビナー配信の技術的な不具合としては
通信回線の不具合と
PCの不具合が致命的になります。

このため、例えば、
優先回線と無線回線など

予め通信回線のバックアップを
確保しておきましょう。

また、PCを2台以上は必ず準備をして
両方にプレゼン資料を保存して
いつでも使えるようにしておきましょう。

せっかく準備しておいても、
いざ使う時にソフトウェアの
アップデート通知が出たりしないように
最新のアップデートチェックも忘れずに。

それでもプレゼン資料が
表示されない場合に備えて

スライドのハードコピーを
用意しておく方がいいでしょう。

そのような準備をしておいても
残念ながら不具合が出る可能性はあります。

そういった場合に備えて
お客さんに緊急事態の発生と

その後の対応について
伝えられるように準備しておくことも大切です。

具体的には、緊急事態発生と
今後の対応を通知する旨の
お知らせメール文を作成して
配信できるようにしておくのが良いでしょう。

7-4.動画の写りを確認する

動画が暗いとそれだけで素人臭くなってしまいますので
照明はできるだけ明るくしましょう。

照明を上手く回りこませるためには
顔の下に白い物を置くとか、

膝の上に白いハンカチを置く
というテクニックもあります。

また、本番と同じような状況で
最低3回は実際に録画して練習してください。

7-5.聞き取りやすいよう工夫する

聞き取りにくくなる理由には
「話し方スキルの問題」と「機材の問題」があります。

話し方スキルの問題については
話す内容をわかりやすく、明確にして
あとは話す練習を繰り返すだけです。

あなたがわかりやすいと思う人のセミナーを見て
それを真似るように、何度も練習すれば
必ず、上手に話せるようになります。

一方、機材の問題については
カメラやマイクなどの機材は多少お金をかけて

しっかりとした音質・画質のものを
用意する方がいいでしょう。

最初から機材を整えることに抵抗があるなら
機材をレンタルすることも考えてみましょう。

8.機材について。カメラとマイクだけはお金を!

最近は、高性能のカメラやマイクも安価となっているので
それほど負担にはならないと思いますが

予算の範囲内で、できる限り
性能が良いものを選んでください。

ウェブカメラは5千円から1万円程度でも
十分な性能の物があります。

ただし、マイクは注意が必要です。

ほとんどのウェブカメラなどには
マイクも内蔵されていますが
これとは別のマイクを用意してください。

その理由は、次の3つです。

  1. ウェブセミナー中にカメラを動かすと
    カメラを動かす音まで拾ってしまう
  2. 講師がホワイトボードなどへ動くと
    マイクとの距離が変わって音量が変わってしまう
  3. ウェブカメラのトラブルで音声・映像が
    両方いきなり無くなる可能性がある

このため、マイクは胸元に付けられる
ピンマイクを使うようにしましょう。

9.まとめ

ウェビナーは、誰でも簡単に始められる
オンライン・マーケティングの
1つの手法として注目されています。

ですが、簡単に始められるから
といって安易にスタートすると

お客さんの満足度を下げ、場合によっては
悪い口コミが広がることにもつながりかねません。

そこで、ここで紹介した「5つの気をつけるポイント」

  1. 話す内容を事前にチェックして練習する
  2. 服装や背景などをプロらしくする
  3. 配信の不具合に備える
  4. 動画の写りを確認する
  5. 聞き取りやすいよう工夫する

を参考に事前に対策を立てておけば
ウェビナーを安心して開催できるようになり
お客さんの満足度もあがりますよ。

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