単純接触効果(ザイアンスの法則)とは?恋愛・ビジネス活用方法

単純接触効果(ザイアンスの法則)とは

多くの人は、1回も話したことのない
赤の他人に対しては冷たくなります。

しかし2回〜3回ぐらい会っていて
顔見知りな人(少しでも関係を持っている人)
には冷たく接することはないと思います。

人は何度も繰り返し接触しているものに
対しては、いつしか心地よい感情を
抱くようになります。

例えば、ツイッターやFacebook、
インスタグラムなどのSNSで
フォロー(友達申請)されたりすると
最初は抵抗を覚えると思います。

が、

その人と会話をしたり、発信している
写真やメッセージに触れていくうちに
なぜかその人に対する不安感は徐々に
消えていきます。

もう一つ、最初はイヤだと感じていた
楽曲も6回〜7回ほど聴いていると
次第に好きになっていくことがあります。

見ず知らずの芸能人に関しても、はじめは
違和感を覚えますが、YouTubeやお笑い番組を
通じて触れ合う機会が増えるとその人に対して
親近感を覚えるようになっていきます。

これを「単純接触効果(ザイアンスの法則)」
と呼びます。

この法則は、人脈を作りたい時、営業で
成約を取りたい時、見込み客と信頼関係を
構築したい時などに有効な手法になります。

このページでは、単純接触効果(ザイアンス
の法則)を活用していく際の注意点と
メリット・デメリットなどについて
具体的にご紹介していきます。

目次

1:単純接触効果とは
2:単純接触効果のメリット
3:単純接触効果をビジネスで活用するには?
4:単純接触効果は恋愛や人間関係でも活用出来る
5:単純接触効果のデメリット
6:まとめ

1:単純接触効果とは

単純接触効果とは、
簡単に一言で言うと、

「特定の“ヒト”や“モノ”に対して
頻繁に継続して触れ合うことにより、
信頼度、好感度、印象などが高まっていく
法則のこと」

をいいます。

1968年にロバート・ザイアンスという
アメリカの心理学者が論文にまとめたことで
世間的に認知されるようになりました。

たとえ興味のないアーティスト(バンド)や
芸能人でも、テレビ番組やインターネット
などで繰り返し報道されると、どういう人か
気になってその人の情報を調べた経験はありませんか?

人は、なんらかの対象物と何度も繰り返し
接することにより警戒心が薄れていきます。

そして対面する回数(接触頻度)が多いほど

  • 好感度が上がる
  • 信頼度が増していく
  • 印象が高まる

などという効果や結果が現れてきます。

2:単純接触効果のメリット

単純接触効果におけるメリットは、
簡単にお伝えすると

「見ず知らずの人と打ち解け、
仲良くなれる」

です。

例えば、会社や学校などで初対面の同級生と
知り合う時があると思います。

最初のうちは、「一体、この人は
どういう人なんだろうか?」
という恐怖心が少なからず出てきます。

しかし、同じ環境の中で4日〜7日ぐらい
過ごしているとその人との警戒心や恐怖心は
少しずつ消えていきます。

これが『単純接触効果』による影響です。

3:単純接触効果をビジネスで活用するには?

単純接触効果は、ビジネスに応用することで
売上げアップ効果を期待することができます。

一般的にはインターネット上の広告、チラシ、
CMなどといった宣伝活動のことです。

コマーシャルの分かりやすい一例としては、
数年前、ソフトバンクがCM内でお父さんが
犬として喋って登場したシーンがありました。

「白戸家のお父さん役として、喋れないはずの
白い犬が家族と会話をしていた…」

ということに当時は
誰もが疑問を感じていたと思います。

しかし、最近は
そういった疑問を持つ人は
大幅に少なくなり、

それが当然のように
メインキャラクターとして
繰り返し放送されています。

犬が出演するCMを繰り返し放送することにより、
ソフトバンクに対する親しみやすいイメージを
高める単純接触効果を狙った戦略なのです。

その他にも、TwitterやFacebook、mixi、
インスタグラムといったSNSに登録して
定期的に自社商品を紹介していくという
方法もあります。

単純接触効果は、ターゲットとする人との
接触時間が少ないとしても、触れ合う回数に
よって効果が現れていきます。

なので、接触する回数を増やしていくことが
何より重要になってきます。

4:単純接触効果は恋愛や人間関係でも活用出来る

とにかく接触する時間は少ないとしても、
その人と触れ合う(出会う)回数が
多ければ単純接触効果は生まれます。

人間は1回につき60分会って1回話すよりも、
1回につき10分の会話で6回会って話をする
方が相手に対して好意を持ちやすい傾向が
あります。

これは具体的には、

  • 美味しい食事をする
  • 飲み会をする
  • プレゼントを渡す
  • LINEやインスタグラムを通じて簡単なメッセージを送る

などがオススメの方法になります。

この中で最も手軽で、効果が高い方法は
好意を持つ相手や見込み客に対して、

「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。」

といったメッセージを送信することです。

紙の手紙とは違い、メッセージを送る際に
必要とするコストはほとんどありませんので
やっておいて損はありません。

また、飲み会ではおごりでも割り勘でも
一緒に食事をすることにより関係は構築されて
いきますのでどちらでもOKです。

これは恋愛に関しても同様です。

何度も会うことによりお互いに親近感が
湧くようになりますので、

「またあの人と会えないだろうか?」

と気になり始めてしまうのです。

さらにザイオンスの法則による効果を
高めたい場合は、場所や時間帯を
決めてから同じように会うようにすると
良いそうです。

要するに、好意のある相手とは
積極的に何度も繰り返し会うことが
良い関係を構築する上でもっとも
重要だと言えます。

また、一度破局した関係であっても
ザイオンスの法則は有効だそうです。

なので、復縁したい場合においても
どうにかして短時間でも一緒に過ごす
時間を作り、会う回数を増やすことが
破局した関係を修復するために必要です。

5:単純接触効果のデメリット

しかし、実際のところ

『毎日のように会社で顔を合わせている
嫌な上司(元から嫌いな人)に対して
好感度や評価が上がっていくかどうか?』

という話になります。

簡単に言うと、単純接触効果は

「初対面においてマイナスの印象がない」

ということが前提条件としてあります。

たとえば、体臭がすごくあって洋服は
暗いものを着ていて顔色が悪い人に対しては
あまりいい印象は持たないものです。

一番はじめの相手に対する悪い印象が
形成されてしまうと、今度はそれを
後押しするようにザイオンスの法則は
働いていきます。

つまり初対面において印象が悪い場合は
会えば会う(接触回数が多い)ほど
不快な印象を加速させる可能性があります。

必ずしも

「どんな人であっても接触する回数を
増やしていけば
好感度や信頼度が上がっていく」

というわけではないのです。

初対面での第一印象がもっとも重要です。

つまり、ザイオンスの法則を
活用していくには
身なりをきちんとして、態度などを
改めなければ逆効果になることがあります。

ですから、清潔感のある身だしなみと
良い印象を持つような言葉と態度で
法則を実践していくことが重要だと言えます。

「身だしなみを改めなければ行為は無駄になる」
ということです。

また、ネットビジネスにおいて悪い方向に
ザイオンスの法則が働かないようにする
ためには、まずはじめに相手に
得させなければなりません。

例えばメールマガジンやブログでは
広告関連の情報ばかりではなく、
役立つ情報を中心として発信していく
といった感じです。

そうすることで、

「この人のメールマガジンからは
 役立つ情報が発信されているから
 毎回見るようにしよう」

という風に、良い方向にザイオンスの法則が
働くようになります。

間違っても“広告宣伝ばかりの情報”は
発信しないようにしてください。

「この人のメールマガジンは
いつも広告ばかりだから
毎回来ても見ないようにしよう」

という風になってしまうからです。

6:単純接触効果のまとめ

単純接触効果(ザイアンスの法則)を
人間関係の構築やビジネスに活かす際の
コツや注意点などを解説しました。

この法則は、音楽業界やマーケティング、
CM、人間関係などありとあらゆる場面で
活用することが可能な心理テクニックです。

特に、ブログやメールマガジン、Twitterや
Facebook、インスタグラムといったSNSを
利用している方は活かせる場面が多いと
思いますのでぜひ意識してみて下さい。

 

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