他人を操りたいですか?
お人形のようにあなたの思い通りに
動かしたいと思いますか?
自由自在にコントロールしたいですか?
今日のテーマは『他人を操る方法』です。
子供でも家族でも伴侶でも部下でも上司でも…
相手が人間である限り、操る事は可能です。
他人を行動させるテクニックを様々な具体例を使って
解説しましたので、ご覧ください。
目次
1:人は『重要』ではなく『欲しい』ものを求める
2:テクニック1:短期的欲求を満たし成功を実感させる事
3:テクニック2:相手の興味と教えたい事をマッチさせる
4:テクニック3:第三者を説得させる事
5:本当にコントロールすべきものは
6:まとめ
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1:人は『重要』ではなく『欲しい』ものを求める
ある教育ビジネスを経営されている方から
以下の質問をもらいました。
Q:私は教育ビジネスを行っているのですが 生徒が思うように行動してくれません。 本当に大切で重要な事を伝えているのですが どうすれば彼らをコントロールする事が |
1つ覚えて欲しいマインドセットがあります。
人は『重要』ではなく『欲しい』ものを求める
人間にとって『重要』な物事は
長期的なものが多く面倒なものが殆どです。
逆に『欲しい』ものは短期的で
手軽なもの多いです。
例えば、ダイエットの商品で
「1粒飲めば5キロ痩せます!」
という商品と
「1年かけて太りにくい健康な身体を作りましょう」
という2つがあったら、確実にAの方が売れます。
みんな時間がかかる長期的な事が大嫌いです。
短期的な商品ばかりを欲しがります。
これは人間の本能ですので仕方が無いのですが
『人間は短期的で手軽なものだけを欲しがる』
まず、これを覚える必要があります。
次に覚えて欲しい事は、全員を成功に
導くのは想像以上に難しすぎるという
事実です。
成功者は1%と言いますが、なぜかといえば
1%くらいの人しか行動しないからです。
他人を行動させるのは本当に難しいです。
「なんでアンタは言われた事が出来ないの!」
と怒り狂っている親をよく見かけますが
そんな親も会社では上司から言われた事を
ちゃんと出来ていません。
「起業して成功するぞ!」
と言いながら、家で酒を飲みながら
ゴロゴロしています。
行動は口で言うほど簡単ではないのです。
そのためビジネスであれ勉強であれ
教育する側の人間は自分についてくる人だけを
選ぶようになります。
「言う事聞かないならお前はいらない」
となってしまいます。
これはこれで正しいと思います。
人には相性がありますので
相性が合う人だけと付き合うのも
1つの方法です。
ただ私は、個人的に以下の3テクニックを
出来る限りやるようにしています。
それでもどうしても駄目なら、後は
その人が気付くまでは放っておく事に
しています。
2:テクニック1:短期的欲求を満たし成功を実感させる事
時間がかかる長期的な物事は
みんな大嫌いです。
私も好きではありません。
そこでまず短期的なものを先に提供し
『成功体験』を実感させる事です。
例えば、
ステップ1:まず無料で1000円稼がせる
ステップ2:少し難しいけど1万円稼ぐ方法を教える
ステップ3:本格的にもっと稼げるノウハウを提供
というように成功体験を実感させながら
徐々にステップアップさせていくのです。
最初から難しい事を言わないのです。
例えば小学校の宿題で親が
「この1問をやったらお菓子を食べようね」
と言ってくれたら、やる気が出ると思います。
しかし
「今日も明日も明後日も、そして中学も
高校も大学も宿題は毎日あるのよ!」
と言ったら、子供はやる気がなくなると思います。
それと同じで、まずは短期的な方法を教え
成功体験を実感させつつ、徐々にステージを
引き上げていってあげます
成功体験をさせられると相手はあなたを信頼します。
「あなたの話をもっと聞きたい」
と感じるようになります。
そのタイミングで、本当に重要な
長期的なものを提供するのです。
3:テクニック2:相手の興味と教えたい事をマッチさせる
という方法です。
誰にでも興味をそそるポイントを持っています。
ビクンと反応する引き金を持っています。
そこで、あなたが教えたい話と
相手の興味がある話の共通点を
見つけます。
例えば、あなたが「医薬品は体に悪い」と
思っているとします。
しかし相手は「薬を飲みたい」と
思っているとします。
この時、
「薬は身体に悪いから絶対飲んだら駄目。
飲む奴はバカでアホで知能が低い奴だ!」
などと言ったらケンカになるだけです。
説得もクソもありません。
そこで相手の興味ポイントを探ります。
例えば、相手が医薬品を求めているのは
「医者や医学という権威を信頼している」
と仮定します。
そうであれば、その権威を使います。
「○○大学や××医師も推薦している方法だよ」
と言ってあげれば、もし相手の興味ポイントが
権威であれば聞く耳を持つはずです。
これはナンパが上手い人や営業が上手い人が
とても上手なのですが、他人を動かしたければ
『教えたい事と相手の興味の共通点を見つける』
これが大切です。
4:テクニック3:第三者を説得させる事
例えば、あなたはAさんにタバコを
辞めさせたいとします。
その時Aさんに「辞めろ」と言っても
逆に反発されます。
「タバコを吸う奴は意思が弱くて
アメリカでは出世できないんだぞ」
と言ったら、どんなに正論であっても
殴り合いのケンカです。
そこで『他人を説得させる』という
テクニックを使用します。
他にタバコを吸っているBさんを見つけます。
そしてAさん(あなたのターゲット)に
「Bさんにタバコを辞めるよう説得してくれない?」
とお願いします。
Aさんは色んな理論を振りかざし
Bさんにタバコを辞めるように
説得します。
そして説得している最中にAさんは
自分の言葉によって自分に催眠を
かけはじめます。
自分の言葉で自分を説得してしまうのです。
己の言葉以上に強烈な洗脳はありません。
Bさんを説得しているつもりが
いつの間にか自分を説得して
いつの間にかタバコを辞めたく
なっているのです。
最後に、
5:コントロール出来るのは最後は自分だけ
『他人をコントロールする』
というテーマでしたが、正確に言えば
私はそんな方法は無いと思っています。
コントロールできるのは最後は自分だけです。
自分を管理できない人に限って
他人を管理しようとします。
また「相手のため」と口では言いながら
実は自分の利益のため、という人が
殆どです。
こういう『心の臭い』は相手に伝わります。
まず自分自身。
その上で、思いやりの気持ちを持って
相手を行動させる手助けをすることが
とても大事なことだと思っています。
6:まとめ
今日の記事はいかがでしたでしょうか?
最後に要点をまとめると、
- テクニック1:短期的欲求を満たし成功を実感させる事
- テクニック2:相手の興味と教えたい事をマッチさせる
- テクニック3:第三者を説得させる事
- コントロール出来るのは自分だけ
人を動かすために
3つのテクニックをお話しましたが、
最後に決めるのは、その人本人であり
自分の行動をコントロール出来るのは
自分自身なのです。
他人をコントロールするのではなく、
まずは、自分自身を導き
そして、相手を行動させる手助けを
行って欲しいと願っています。
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