心理学を用いたモチベーションを上げる3つの機能と8つの方法とは?

モチベーションとは 心理学
  • 「いまいちモチベーションが上がらない」
  • 「やるべき事が分かっているのにやる気が出ない」

こんな経験をしたことは
ありませんか?

実は人間のモチベーションが
上がらない事は至って普通のことだという事を
知っていましたか?

「なんだ。じゃあ別にいいか。」

と思われるかもしれませんが
そういうワケにもいきませんよね。

そこで、心理学に基づいた
3つの機能と8つの方法を使って
科学的観点からモチベーションを
あげる方法について詳しく解説していきます。

目次:

1:心理学でいうモチベーションとは??
2:外発的動機付けとは?
3:内発的動機付けとは?
4:初発機能を高めるため
5:志向機能を高めるために
6:強化機能を高めるために
7:まとめ

1:心理学でいうモチベーションとは?

心理学でいう所のモチベーションとは

「人間に行動を起こさせ、その行動を持続してある
一定の方向に向かわせる心的な過程を動機付け」
といいます。

「動機付け」は理由付けの事であり

なにか行動をする目的を
自分の中に作るのが「動機付け」です。

心理学において、この動機付けには
3つの機能があると考えられています。

  1. 初発機能
  2. 志向機能
  3. 強化機能

があり、これが上手く働く事により
モチベーションが向上します。

それぞれを詳しく説明していきます。

1-1:初発機能とは?

何か新しい事を始めようとする時に
行動を開始するための心理機能です

この初発機能が働く事により、新しい事を
始める第一歩が踏み出せるようになります。

例を1つ挙げます。

テニスを始めようとする場合には…

  1. 一人ではできないため人を探す必要がある
  2. ボールやラケットなどの道具を用意する必要がある
  3. 場所が必要であるため、コートを探す必要がある

この1、2、3、の全てを行う事を
「初発機能」といいます。

この初発機能の働きが鈍くなると
新しい事に挑戦するための
第一歩がでなくなります。

初発機能の働きが鈍くなる原因としては,
その行動に見合う分だけの
好奇心や報酬がでないと働きにくくなります。

1-2:志向機能とは?

初発機能によって新しい事を始めた後、
その行動を維持・継続していく働きの事をいいます。

この志向機能の働きが鈍くなると
せっかく始めた事もすぐにやめてしまったり、
連続して行うことができなくなります。

つまり、「三日坊主」になります。

志向機能の働きが鈍くなる原因としては、
例えば、その行動が楽しくなかったり、興味を
そそられない場合に志向機能の働きが鈍くなります。

1-3:強化機能とは?

志向機能によって
その行動を維持・継続し

その後、その行動を反復する機能を
強化機能と言います。

強化機能は、その行動に対し
満足感が生まれると
働きが強くなります。

その逆に、その行動に対し
満足感が生まれないと
働きは鈍くなります。

このように、動機付けを行う事により、
初発機能・志向機能・強化機能が働き
モチベーションの維持・向上につながります。

この動機付けには…
「外発的動機付け」と「内発的動機付け」があります。

それぞれ説明していきます。

2:外発的動機付けとは?

外発的動機付けとは、端的に言うと
「ご褒美」によって「行動」をする事をいいます。

例えば、

「高級料理店に毎年1回は必ず行くから
毎月1万円ずつ貯金をためる」

ここでは、毎年一回は高級料理店に行くというのが
ご褒美となり、そのために毎月1万円ずつためる
というのが行動になります。

この外発的動機付けの問題点としては、
慣れてしまう事が心理学の研究によって
明らかになっています。

つまり、外発的動機付けだけを考えてしまうと、
新しいことを始めることはできたとしても

それが継続しなかったり、
満足してやめてしまう場合があります。

そのため、外発的動機付けのみに
頼ってしまうのは危険です。

「内発的動機づけ」と組み合わせて
モチベーションを向上し
維持することが必要になります。

3:内発的動機付けとは?

端的にいうと、行おうとする行動自体に
「好奇心」や「興味」を持つことを言います。

新しく始めた行動に対して
「おもしろい!!」「これが好き!!」
といった気持ちを持つ事がこれにあたります。

例えば、研究の仕事に就いている方は
これが顕著にでていると考えられます。
この研究を続けていて…

「楽しい」「ワクワクする」

などの感情が芽生えた場合は、
内発的動機づけが
高まっているということです。

それに反して…

「この研究を続けることによって
周囲から尊敬の目で見られるから頑張ろう」

という感情は内発的動機づけではなく、
外発的動機付けが働いています。

自分の姿を想像してワクワクする
といったことなど、

こうありたいという自己の将来についての
期待を実現するために行動することも
内発的動機付けが働いたということになります。

この内発的動機づけを高めていくために、
先程説明した初発機能・志向機能・強化機能が大切になります。

4:初発機能を高める

まず、第1の機能である
「初発機能」を高める方法として3つ提案します。

  1. 残された時間を計算する
  2. 止まらず歩き続ける
  3. 手に入れたい物リストをつくる

では、それぞれ説明していきます。

4-1:残された時間を計算する

初発機能は、
その行動に見合う分だけの好奇心や

報酬がでないと働きにくくなることは
前述した通りです。

何か新しい事を始めようとする事は、
とても億劫ですし、面倒な事が多いです。

ただ、実際に今、あなたが30歳まで、
定年まで、身体機能が変わらず動けるまで

  • 何週間あるか
  • 何日あるか

具体的に
計算したことはありますか?

極端な事を言えば、

死ぬまでに

あと何日・何時間

残されているのでしょう。

人は何となく…

「25歳くらいには英語がペラペラになっていたい」
「40歳までに起業したい」

というように漠然と将来を
思い描いていたりするものです。

しかし、実際にそれが
何日、何時間ある、という所まで

具体的に自分に残された時間を
計算したことがある人はそう多くないです。

例えば…

「この本棚が一杯になるくらいの本を人生で読みたい」

という目標を立てたとすると、
5年間1カ月に1冊、本を読むと決めたら
約60冊読める計算になります。

60冊とは、90㎝幅の本棚で
2段に満たない数にすぎません。

このように、
具体的な数字を計算しなければ、
時間が有限であるという
当たり前の事に気づくことはできません。

時間が有限だと思えばこそ、
自分が成し遂げたいことに優先的に
取り組まなくてはいけないという意識が出現します。

  • 「何歳までになりたい自分になろうとしたら、毎日、毎分
    これに時間を費やさなければならない」
  • 「これをあと何歳までに何回やろうとしたら、何日に1回
    やらなければならない」

など残された時間を計算する事は、そういう事実を
とても具体的に私たちに提示してくれます。

この提示を意識する事により、初発機能を鈍くさせる
めんどくさいという感情はなくなるはずです。

4-2:止まらず歩き続ける

心理学的に、人は何か新しい挑戦をしようとする時には
ネガティブな感情が出現し、やめる理由を探します。

例えば…

  • 「テニスを始めたいけど、コート代や道具を準備するための
    お金など毎月の給料を考えたら…」
  • 「ダイエットをしたいけど、体調が悪くなったら困るし
    胸が小さくなったら困るからやめとこう…」
  • などやめる理由を探し始めるときりがありません。

このような強いネガティブな感情に支配されている
人に対しては、おかしく聞こえてしまうかもしれませんが、

「とにかく歩く事が重要です」

この「歩く」は
前に進むなどの精神論を説いている訳
ではなく、物理的な「歩く」をさしています。

つまり、体を動かす方の歩くです。

悩んだ時や、怒りを感じた時、
不安を抱えている時は

屋外にでて、街の景色や
行く人々を眺めながら、
ただひたすら少し早足で歩きます。

歩くという事は、脳科学的に、
交感神経と副交感神経の
両方が刺激されるといわれています。

交感神経は、
人の脳や身体機能を活発化させます。

逆に副交感神経は
睡眠・休息などをつかさどります。

人が活発に活動するには
交感神経が優勢に機能する事が必要であり、

眠るとき・休む時は副交感神経が働く
事が欠かせないといわれています。

歩くという活動は、
交感神経が活発になり、

身体機能だけでなく
脳が活性化されます。

それによってアイディアが浮かんだり、
ポジティブな考えが浮かぶようになります。

また、歩く動作は
強度の強い活動ではないため、
無意識下によって行うことができ、

適度に副交感神経が刺激され、
眠るとき・休む時のような
穏やかな気持ちをもたらしてくれます。

また、心理学的にも、
ネガティブな感情に支配されている時、
人はそのことだけにとらわれてしまっていて、
他の事に目が向かない状態になっています。

目の前の数10㎝、
自分の1メートル四方の事しか
考えられなくなってしまいます。

そんな時、外を歩くと、
街の景色、自分とは異なる生活をしている人、

物を売る店…と、数10㎝、1メートルという
自分の領域を超えた様々な情報が
目に飛び込んできます。

この物理的に外に出るという行為は、
少し大きな視点で悩みをとらえなおすことができ、

自分の悩みが取るに足らない
ような事のように思えてきます。

そして、新しい情報を得ることで
新しい視点を獲得し、

それまでの自分では
想像つかなかったアイディアや課題
に対する突破口が思い浮かんでくると思います。

また、ネガティブな考え方は、
日常の思考から生まれてきます。

毎日何気なく考えていることが、
その人の日常になります。

ポジティブな考えでいれば、
その人の日常は楽しく
うれしいものになります。

ネガティブな思考でいれば
ネガティブな日常を送ることになります。

「どうせ」や「所詮」といったような
次にネガティブな言葉しか続かないような言葉は
捨ててしまう事が必要になります。

初めは強く意識しなければ
ネガティブな言葉を取り除くのは
難しいかもしれません。

しかし、しばらく意識して続ければ
とっさにでてくる言葉も変わります。

できるだけ
ネガティブな思考・感情・習慣を捨てて
新しいことに前向きに取り組めるようになれば
初発機能は向上していきます。

4-3:手に入れたい物リストをつくる

実際に初発機能を高めるためには、まずは「やりたい事」
を見定めるのが必要になります。

皆様は自分自身の人生で叶えたい夢を
50個書くことができますか?

実際に私も実践したことがありますが
50個挙げるのにはとても苦労しました。

自分自身の夢にもかかわらず
50個は挙げられませんでした。

10個、20個はすらすらと出ると思います。
しかし、その後は苦しみです。

かなりの時間を費やし、自分の
心の中に深く入り込み

  • 「本当は何をしたいのか?」
  • 「何がほしいのか?」

を探らないと出てきませんでした。

結果的には、とても苦労しましたが
この作業をすることによって
自分を改めて知るきっかけとなりました。

普段、自分の心とじっくり対話することなど
あまりありません。

実際、改めて50個の夢をみると

「なんでこんなことを書いたのか」

と思うものもありますが、
そんなものですら自分の本音であり、

心の奥底にあった潜在欲求が
引きだされたものだと感じます。

そして、それがその後の自分を掻き立てる
エンジンになったのは間違いありません。

  • 「本当になりたい自分」
  • 「本当にありたい自分」

を理解するためにも

  • 「手に入れたいものリスト」
  • 「実現したいものリスト」

を作る必要があると考えます。

また、一度やって終わりではなく、
時間が経過することにより
環境も自分も変化していきますので、

その中で叶えた夢もあれば
叶えたいものでは
なくなる夢もあると思います。

ときどき書き換えるのも、
自分を知り変化させていく上で
有効だと思います。

初発機能を高めるために、
自分自身と向き合う
きっかけになればいいです。

次に第二の機能である
「志向機能」を高める方法を説明していきます。

5:志向機能を高めるために

志向機能は新たな挑戦や目標に向かって、
その行動を維持・継続していく事をいいます。

この志向機能の働きの邪魔するものを

「学習性無力感」といいます。

この学習性無力感は
心理学者のセリグマンが提唱した説です。

学習性無力感とは、
行動と結果が一致しない経験を重ねるうちに
自分自身の行動は無効であると考えるようになり、

行動によって結果を変えられるような
場面に出会っても

「何をやっても関係ない」

と考え無力感に陥り、
何もしようとしなくなる事をいいます。

つまり、成功体験がなく
失敗体験を頻繁に経験する事をいいます。

この学習性無力感が続くと,人はその
「何をやっても関係ない」という環境に
「適応」していきます。

つまり,何をやっても変化しないのであれば
無駄な行動をしなくなります。

この環境への「適応」という考えは,
生物学で進化論を唱えたダーウィンが広めたものです。
どんな生物にも例外なく「適応」という現象はおこります。。

余談ですが、この学習性無力感は
小学校一年生から起きていることが
実験によって明らかになっています。

小学校になると集団生活になるため、
学校の授業では
全体に合わせて進んでいきます。

そのため、
なにか1つの疑問でもわかっている子と
わかっていない子が出てきます。

わかっていない子は、
授業がそのまま進んでしまうため、
理解する時間もなくなります。

1つがわからないとその後もわからなくなるため
楽しくなくなり、「学習生無力感」が生まれます。

これが多くの人が「勉強が嫌い」と思う
心理的な過程になります。

では、どのようにして
学習生無力感に打ち勝つのでしょうか?、

ここでは学習生無力感に打ち勝つ
3つの方法を提案します。

  1. 小さな目標を達成していくこと、
  2. 師と仰ぐ人をもつ
  3. 仲間をみつける

が挙げられます。それぞれ説明していきます。

5-1:小さな目標を達成する

まず、初発機能を高める事によりなにか新しい行動を
起こします。
きっと行動を始めた時は最終的なゴールやなりたい自分
を想像して歩んでいると思います。

しかし、実際には一気に目標とする事柄を
達成できることはありません。

人はそんな簡単に達成できるものには
なりたいとは思いませんし
そんな自分を夢にはしません。

最終ゴールのみを目標としていると、
数ヶ月・数年先を目標としているということなので
気持ちが途切れてしまうことが多々あります。

そのためには、短期ゴールを
設定することが重要となります。

短期ゴールとは、
最終ゴールの経過にあるもので

この短期ゴールを
いくつも達成することにより
最終ゴールへとたどり着くような
道筋の事を言います。

例えば…

「難関大学に合格するために、
3回ある模試で1回目は70点以上を取る。
2回目は80点以上を取る。3回目は90点以上を取る」

という目標では、
難関大学の合格が最終ゴールです。

1回目・2回目・3回目の点数というのが
短期ゴールになります。

この短期ゴールを積み重ねていく事により
難関大学へ合格することができます。

このような短期ゴールを設定し、
成功体験を経験することにより

「学習生無気力」を防ぐことができ
「志向機能」の向上につながります。

5-2:師と仰ぐ人をもつ

学ぶという言葉の語源を知っていますか?

諸説ありますが、その1つが「まねる」という言葉と
語源を同じにするといわれています。

「まねる」が「まねぶ」となり、
「まなぶ」となったと言われています。

この説を取るとすれば、学ぶということは、
人のまねをするということだともいえます。

この「まねる」という方法は自分自身を成長させること
において、とても効果が大きいと考えられます。

「まねる」相手とは、「師と仰ぐ人」のことです。

  • 「こんな人でありたい」
  • 「こんな人のなりたい」

という相手をみつけ、その人の考え方、行動を
真似していくことで、自らを成長に導いていくのです。

この学ぶという行動は、目標としている事項に対しても
ゴールへのスピードを速めることにつながります。

しかし、実際によく聞くのは…
「師と仰げる人が周囲にいない」
という言葉です。

実際に私もそうでした。

全人格的にまねをしたい、

と思うような相手は
なかなか見つかりません。

とはいえ、素晴らしい人が
近くに誰もいないかというと
決してそうではないと思います。

  • 「あの人の誰かに謝るスキルはすごい」
  • 「あの人のプロジェクトの推進力はすごい」
  • 「あの人の考え方はすごい」

など上司・先輩・後輩を問わず、

「あの人のこの部分」

というようにスキルや能力
スタンスなどを分解していくと
学ぶべき人はたくさんいると思います。

また、反面教師も大切です…

  • 「ああはなりたくない」
  • 「ああいう物言いや態度はやめておこう」

など反面教師に学ぶことで
「なりたくない姿」から
自分を遠ざけておくことができます。

どんな人からも
「まねる」事ができる人は

日々が学びに満ち、
大きな成長をしていけると思います。

逆に

  • 「学ぶ人がいない」
  • 「尊敬できる人がいない」

そんな風に言う人は、
成長が止まってしまいます。

想定以上の自分になりたいと思うのであれば、
周囲の「すごい部分を持った人」を探すことは
とても重要な事です。

そして、これは経験的な実感ですが、
全人格的に嫌いな人もいなくなります。

いろんな側面から光を当ててみると
どんなに嫌だなと思う人でも、

1つ・2つここは素晴らしいなと思えるところを
見つけられるものです。

5-3:仲間をみつける

「人は1人では生きていけない」
という言葉をよく耳にすると思います。

実際に目標に向かう際も1人よりも2人
2人よりも大人数で同じ目標に向かうと

目標は達成しやすくなります。

大人数になったからといって
個人個人の能力は特に変化はありません。

ただ、悩みや自分の達成してきた目標や
これからやろうとしていることを話すことにより

ストレスの解消にもなりますし、
有言実行する環境になりますので
覚悟が決まります。

また、仲間の意見を聞き、
自分の成長にもつなげることができます。

仲間でグループを作り、
志向能力の向上に役立てていきましょう。

6:強化機能を高めるために

志向機能によって
目標にむかって歩み続けることができたら、

最後は目標に向かって
歩く速度を挙げる必要があります。

本稿では強化機能を高めるために
2つの方法を提案します。

  1. 競争心・嫉妬心を心を成長の原動力に変える
  2. 身分不相応なスーツや時計を身につける

が挙げられます。それぞれ説明していきます。

6-1:競争心・嫉妬心を心を成長の原動力に変える

仲間と一緒に目標にむかって歩んでいる時、
仲間の活躍を聞いた時

あなたはきっと
「すごいね」と口にするでしょう。

しかし、心の片隅で
何か小さな嫉妬心のようなものが
芽生えていたりするのではないでしょうか?

あるいは「くやしい」という思いがは
っきりと形をなす人もいると思います。

人は、嫉妬する気持ちを…

「みっともないからやめよう」

と自らをたしなめる事が
多々あります。

  • 「輝いている相手を眩しくてみられない。」
  • 「今自分の成長が自分の想定よりも遅い。」
  • 「理想的な自分ではない。」

と思っていればいるほど、
現実から目をそらしてしまう傾向にあります。

しかし、そのような嫉妬心や
それが元になって生まれる
競争心はとても大切です。

競争心や嫉妬心は、
大切な成長のエンジンになります。

競争心や嫉妬心を心の奥底にしまい込み

「すごいね」と相手を褒め称え

  • 「あいつはあいつ」
  • 「自分は自分」
  • 「私には私のスピードがある」
  • 「俺には俺の良いところがある」

と自分を納得させることは
自分を追い詰めない、

自分なりの目標達成の軌道を描く上では
重要な考え方と思います。

しかし、「自分は自分」という言葉で
競争心や嫉妬心を覆い隠してしまうのも、
自分をより高く成長させようとする
プロセスにおいては…

とても「もったいない」ことだともいえます。

自分が仲間よりも劣っているという
事実に向き合った時に初めて

  • 「自分が今,不足していることはなんだろう」
  • 「もっとできることがあるかもしれない」

と立ち止まってきっかけを得られ,
志向機能が働き継続してきた行動を

より大きく成長させる強化機能の向上に
つながる良い機会になるのです。

嫉妬心・競争心を
恥ずかしいものだとは思わず

嫉妬心・競争心を覚える時は
多くの場合、自分の現状や
成長のスピードに何かしらの
疑問を持っている時だと気づきます。

そして、その疑問の声に耳を澄ませ
自分の中の奮起の材料にする。

これはとても大切な事です。

私の場合は,仲間たちと
「成長をねぎらう会」
といいう会を定期的に催しています。
仲間の成長についてあれこれ話して

最終的には

「自分たちも負けてられない」

といって終わります。

このように競争心を活用して
強化機能を高める機会を楽しい試みとして
日常に埋め込むのも面白い方法だと思います。

6-2:身分不相応なスーツや時計を身につける

最近は20代を中心に
若者の消費傾向が大きく変わっている
という話をよく聞きます。

様々な調査がありますが、
概ねどの結果も同じで

  • 「車はいらない」
  • 「海外旅行にいかない」
  • 「ブランドものはいらない」

という人が増えているというものです。

総じて身分相応という言葉が
よく聞かれ、収入に見合う消費を
心がける傾向が強く、

そもそもそれほど
高収入を望んでいないようです。

若者の価値観を否定するわけではありませんが
少ない収入に見合った小さな消費を繰り返すことに
満足していると…

「縮小均衡」

つまり、いつまでも小さな自分のまま
という状況に陥ってしまうリスクがあります。

時には、身分不相応な時計や
スーツを身につけるようにしたり

たまにはグリーン車に乗ってみたり
給料の何分の1かが
ぶっ飛ぶようなレストランで食事をしてみる。

このような体験は自分よりも
一歩高みにいる人達の心境・視界・景色を
疑似体験させてくれます。

「こんなに気持ちが良いのであれば頑張ろう」

そのような気持ちにさせてくれる体験になります。

私は,ローンも返せる範囲であれば
構わないと思います。

100万円を貯金していたところで
利息などはたかがしれています。

ローンを組めば
逆に金利を払わなければなりませんが

それでも,ローンによって購入したものや経験が
強化機能を高めるためのエンジンになったり

一段高いところを見るツールとなるのであれば
ローンを終える数年後、

自分が払った金額以上の
リターンがあると私は確信をしています。

より高い目標に向かうために
守りに入らず攻めることが
強化機能を高める事につながります。

7:まとめ

モチベーションを高めるためには
心理学的に3つの機能が重要になります。

  • 初発機能
  • 志向機能
  • 強化機能

1:初発機能を高めるためには、

  • 残された時間を計算する
  • 止まらず歩き続ける
  • 手に入れたいものリストを作る

が挙げられます。

2:志向機能を高めるためには

  • 小さな目標を達成していくこと
  • 師と仰ぐ人をもつ
  • 仲間をみつける

が挙げられます。

3:強化機能を高めるためには

  • 競争心・嫉妬心を心を成長の原動力に変える
  • 身分不相応なスーツや時計を身につける

が挙げられます。

ぜひ実践して、モチベーションを上げ
目標に辿りついて下さい。

 

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