自宅にある不用品を出品するだけで、
簡単にお小遣い稼ぎが出来て、
幅広い層の人たちに
一番人気なのが「メルカリ」です。
多くの人たちがパソコンより、
スマホを操作している時間が長いため、
スマホを利用することで
手軽に出品できるのも
人気の理由ではないでしょうか。
その一方で、商品の販売時に必要となる
手数料が高いという声があります。
ここでは、メルカリを利用することで
負担する手数料についてご紹介します。
メルカリの手数料が高いと言われていますが、
本当のところどうなんでしょう。
他社と比較して検証してみました。
目次(クリックすると自動で飛びます。)
1:メルカリで購入者が支払う手数料
メルカリで出品されている商品を
購入する際の手数料について
ご紹介します。
メルカリで出品されている商品を
閲覧する際、商品の検索機能や、
出品者とコミュニケーションを
取りますよね。
この便利な機能は無料で
利用することができます。
ヤフオクのような
月額利用料の負担が
ありません。
商品購入時の支払手数料は、
下記の方法であれば無料です。
- クレジットカード
- 全額ポイント支払
- 全額売上金払
- 全額クーポン払
しかし、下記の支払方法を
選択した場合には、決済システムの
手数料として100円発生してしまいます。
- 銀行ATM
- コンビニ振込
- ソフトバンクまとめて支払
- dケータイ払いプラス(ドコモ)
- auかんたん決済
支払手数料は、購入した商品代金や
送料に上乗せされて請求されています。
同様のフリマアプリと比較してみましょう。
- メルカリ:コンビニ、ATMは100円/その他は無料
- フリル:コンビニ、ATMは200円/その他は無料
- LINE MALL:無料
- ショッピーズ:200円
- ラクマ:コンビニは216円/その他は無料
- クロシェ:無料
他社と比較すると、
メルカリの商品購入時の手数料は
決して割高とは言いきれないのでは
ないでしょうか。
2:メルカリで出品者が支払う手数料
メルカリに商品を出品する際の
出品手数料は発生しません。
また、購入者と同様に、
月額利用料の負担が無いため
無料で利用することができます。
出品者が負担する手数料は、
- 「商品販売手数料」
- 「振込手数料」
の2つがあります。
2-1:商品出品手数料
出品者の場合、
商品の売却が決定した時点で出品手数料として
代金の10%を負担することになります。
徴収方法は、実際に販売した商品代金から
10%天引きされ差額の90%部分が
指定の銀行口座に振込まれるのです。
たとえば、
出品した商品の代金が10,000円だった場合、
10%部分である1,000円を差し引いた
9,000円が受取金額になります。
同様のサイトの出品手数料は、
下記になります。
- メルカリ:販売価格の10%
- フリル:メルカリ:販売価格の10%
- LINE MALL:無料
- ショッピーズ: メルカリ:販売価格の10%
- ラクマ:無料
- クロシェ:無料
- ヤフオク(フリマ):8.64%
ヤフオクのフリマは
手数料の割合が低いですよね。
プレミアム会員に加入していない
場合には、出品した商品の販売手数料の
負担が10%になります。
無料のところもあるので、
10%は高く感じてしまいます。
でも、無料以外のサイトを見ると
ほとんど10%で統一されているので、
割高とは言えないですよね。
2-2:振込手数料
出品した商品の代金が1万円未満だった場合には、
振込手数料として210円を負担することになります。
販売価格から商品販売手数料を
差し引いた金額が1万円以上の場合には、
振込手数料は発生しません。
請求方法は、売上金額から差し引かれて
口座に振り込まれます。
銀行口座への振込金額が
10,000円以上の場合には、
手数料が0円です。
少額取引が多いメルカリでは、
売上総額が10,000円に達するまでに
時間がかかりそうです。
だからといって、
出品している商品が売却される都度
振込を申請すると利益が少なくなって
しまいますよね。
同様のサイトの振込み手数料は、
下記になります。
- メルカリ:10,000円未満は210円/10,000円以上は無料
- フリル:210円
- LINE MALL:210円
- ショッピーズ:210円
- ラクマ: 10,000円未満は210円/10,000円以上は無料
- クロシェ:無料
振込手数料も販売手数料と同様に、
他と比較しても高くないと思いませんか。
2-3:送料込みで出品したときの手数料は10%ではない?
メルカリで商品を発送する場合、
- 「送料を含めて出品」するケース
- 「送料は別に出品」するケース
2つの方法があります。
「送料を含めて出品」する場合、
出品手数料が販売価格の10%ではない
この事をご存知でしたか。
この10%の計算の方法には、
トリックがあるのです。
実際に商品を売り上げた金額をもとに
10%の計算が行われていると思いますよね。
実は、違うのです。
送料込で商品を出品している場合、
販売価格に送料分がプラスされている
価格が表示されていますよね。
サイトに表示されている販売価格に対して
10%を計算しているのです。
純粋な売上ではなく、
本来経費となるべき送料を売上高と考えて
計算されているなんてビックリですよね。
送料を分け着払いで商品を出品した場合には、
余計な出品手数料はかからないのです。
3:なぜメルカリは人気なのか
手数料が高いと言われているメルカリですが、
なぜ、こんなに人気があるのでしょう。
メルカリ利用者には、
ヤフオクを使わない
利用者が多くいます。
メルカリは、表示されている価格で
直ぐに購入することができます。
ヤフオクは、最終日にならないと
価格が決定しないため、購入までに
時間がかかります。
メルカリは、商品を購入後、
受け取りの確認が取れなければ
出品者に商品代金の支払いがされません。
出品者と購入者の間にメルカリが入ることで、
安全に取引ができるのが嬉しいですよね。
メルカリは、出品した商品の
販売契約が成立した時に、
手数料が発生します。
売れても、売れなくても、
手数料の負担が発生する
サイトと比べると魅力的ですよね。
4:3大フリマアプリの市場規模
同様のサイトと手数料について
比較しましたが、メルカリの凄い所は、
やはり利用者が多いことではないでしょうか。
3大フリアアプリと言われる
- 「メルカリ」
- 「フリル」
- 「ラクマ」
の市場規模についてご紹介します。
各フリマアプリの母体となっているのは、
- メルカリ:メルカリ
- フリル:楽天
- ラクマ:楽天
です。
サービスをスタートさせたのは、
- メルカリ:2013年7月
- フリル:2012年7月
- ラクマ:2014年11月
です。
国内ダウンロード数は、
- メルカ:5000万件(2017年6月時点)
- フリ:850万件(2017年9月時点)
- ラク:400万件(2016年11月時点)
となっており、
メルカリがダントツですよね。
メルカリは
さらに海外でもサービスを提供しており、
ダウンロード数は2500万件となっています。
利用者が気になるは、
年間流通額ではないでしょうか。
メルカリは1200億円規模で
展開されています。
これに対し楽天が母体となっている「フリル」
「ラクマ」は数百億円規模となっています。
フリルのスタート1番早かったわけですが、
1年後にサービスを開始したメルカリに
ダウンロード数、年間流通額ともに
大きく差をつけられてしまっています。
利用者が多いということは、
出品をすれば高い確率で
売れるということです。
手数料が無料でも利用者が
少なければ商品が売れる確率は
低くなってしまいます。
市場規模をみると「メルカリ」が
圧倒的に強いので利用者が多いことが
理解できるのではないでしょうか。
5:まとめ
自宅にある不用品を出品している
段階であれば、手数料を気にすることなく
楽しみながらメルカリを活用できますよね。
でも、お小遣い稼ぎから卒業して
ビジネスとしてメルカリを活用する場合は、
手数料を考慮し
損益分岐点を
しっかり考えて取引をすることが
必要になってきます。
今回は、手数料にスポットを当てて
紹介してきましたが
いかがだったでしょうか。
単純に手数料が無料でも
利用者が少なければ
あなたが出品している商品が
売れないかもしれません。
そのため、コストと集客のバランスを考えて
上手にフリマアプリと付き合っていきましょう。
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