コトラーのマーケティングとは?

マーケティングとは コトラー

集客や売上を上げるために
マーケティングを勉強していますか?

または、もっと専門的な事を勉強したくて
色んな情報を調べたり本を
読んだりしていますか?

マーケティングを勉強する方は、
まずは、コトラーについての理解を
十分に深めることをおすすめします。

マーケティングの世界的権威と
言われているコトラーから学ばないのは、
勿体無い事です。

コトラーはピーター・ドラッカーの
マーケティングの考え方に
大きな影響を受けている事で有名ですが、

今回、ピーター・ドラッカーと
コトラーの比較をすることにより
より理解が深まり、実践に役立てることが可能になります。

それでは詳しく解説していきます。

目次:

1: フィリップ・コトラーとは
2: ピーター・ドラッカーとコトラーのマーケティングの違いとは?
3: ピーター・ドラッカーのマーケティング論
4: フィリップ・コトラーのマーケティング論
5 : フィリップ・コトラー博士の代表的なマーケティング本
6:まとめ

1: フィリップ・コトラーとは

引用元:Grren

フィリップ・コトラー(Philip Kotler)は現在、
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の
教授です。

コトラーは「マーケティングの神様」
と呼ばれるほどの、マーケティングに
関する世界的な権威です。

なぜなら、彼はマーケティングをわかりやすく、
また使いやすいように、まとめた(体系化した)
最初の人物だからです。

彼がマーケティングをまとめるまで、
「マーケティングとは何か?」が、
はっきりと定義されていなかったのです。

ですから、マーケティングを初めて勉強しようと
する方は、まずは、コトラーがどのように、
マーケティングをまとめていったのか?
を理解することが大切になります。

この流れを理解しないで、いきなり
「Webマーケティングとは何か?」
から、理解しようとしても、なかなか、
思うように理解が進みませんので、
注意してください。

彼がどれくらい、偉大な人なのかを示す
分かりやすい例があります。

2005年に、イギリスの
フィナンシャルタイムズが
「世界で最も影響力があるビジネス
思想家のトップ5」を発表しました。

ピーター・ドラッカー、ビル・ゲイツ、
ジャック・ウェルチ、マイケル・ポーター
と並び、彼もこのトップ5に選ばれているのです。

これほど、影響力のある人だと言うことです。
「マーケティングと言えば、コトラー」
「コトラーと言えば、マーケティング」
としっかりと、頭に入れておきましょう。

また、彼は、講演やセミナーにも意欲的
に取り組んでおり、日本の経営者にも
多大な影響を与える存在となっています。

2:ピーター・ドラッカーとコトラーのマーケティングの違いとは?

ピーター・ドラッカーとコトラーの
マーケティングの違いは何か?
というと、彼らのマーケティングの
「捉え方」です。

ピーター・ドラッカーは「マネージメント」に
「重き」を置いた考え方をされていて

「マネージメント」の重要な要素の「大切な一部」
として、「マーケティング」を捉えています。

そのため、彼の著作の中には「マーケティング」を
中心としたものはありません。

一方、コトラーは「マーケティング」に「重き」を
置いた考え方をしています。

コトラーはピーター・ドラッカーがマネージメント
の重要な一部とした、「マーケティング」に注目、
特化して、まとめ上げた(体系化した)、と捉えると、
非常に分かりやすくなります。

マーケティングといえば、コトラーが浮かびますが、
その土台はピーター・ドラッカーにあることを
知っておくと、大変役に立ちます。

「マーケティングとは何か?」を理解するときに
広い観点で見ることができるからです。

例えば、後ほど、詳しく解説しますが、
コトラーの代表的な功績のひとつである「STP分析」
という手法があります。一言で言うと、「あなたの商品
やサービスを求める人に正しく届ける手法」です。

ピーター・ドラッカーの「マネージメント」と
コトラーの「マーケティング」を同時に意識して、
「広い観点で」見ることにより、「STP分析」を
「使えるツール」として活用できるようになるのです。

手法の意味だけを理解するのではなくて、あなたの
仕事にどのように使えばいいかを考えながら、
読み進めて行ってください。

そのために、まずはピーター・ドラッカーの
マーケティングの考え方について、
解説していきます。

3:ピーター・ドラッカーのマーケティング論

ピーター・ドラッカーと聞いて、あなたは、
何を連想しますか?

岩崎夏海さんが書かれた、『もしドラ』こと、
『もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
を原作とするアニメや映画の影響もあり、

ピーター・ドラッカー = マネージメント

というのは、ビジネス・パーソンだけでなく、
若い方にもかなり広く知れ渡っていると思います。

でも、「マネージメントって何か説明してください」
と問われたら、あなたはきちんと、答えられますか?

「うーん、人を管理することでしょ?」
という答えでしょうか?

間違ってはいないかも知れませんが、
「管理して、どうするの?」
ということがポイントです。

マネージメントとは何か?を考えるときは、
「そもそも、うちの組織って何のためにある
のだったっけ?」
ということから、始めると良いです。

会社員であれば、会社ですし、お医者さんであれば、
病院というように、自分が所属する組織に置き換えて
考えてください。経営者でも、従業員でも同じです。

組織内で考えることも大変、重要なことになってきます。
会社であれば、「事業部」「部」「課」「グループ」などです。

自分が所属する組織の、あるいは、自分自身の

  • 「存在意義は?」
  • 「役割は?」

を考えてください。

これに、きっちり答えられないのであれば、今一度、
じっくりと腰を据えて。考える必要がありそうです。

ここで、ピーター・ドラッカーのマネージメントの
定義を見てみます。

彼の定義は
「組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関」
です。

彼の考える「マネージメント」とは、
「組織の成果を上げること」なのです。

『もしドラ』では野球部を強くすることでした。

あなたが、コンビニの店長だったらどうでしょうか?
自分が一生懸命に働くのはもちろんですが、自分だけでなく、
店員やアルバイトの方々にも気持ちよく働いてもらわないと
いけません。

売れ筋商品の品揃えや、商品の配置なども、きちんと管理して
「成果(売上)を最大化させる」必要があります。

お客さんから
「ここのコンビニはいつも、ほしいものが揃っていて、
助かるわ!店員さんも親切だし!」

と人気のお店になるような
「売れる仕組み作り」が重要です。

これが、ピーター・ドラッカーの考える
「マネージメントとは何か?」の簡単な答えです。

店員がサボらないように監視するのが
マネージメントではありませんね。
従業員が働きづらい環境では、お店の成果を
最大化できないからです。

次に、組織の成果を上げるため、つまり、
「マネージメント」に大切なことは
何でしょうか?

ピーター・ドラッカーはこの「成果を上げる」
ための仕組みを「ミッション」と呼び、
非常に重要視しています。

病院であれば、先生が病人を治療すること
学校であれば、先生が勉強を生徒に教えること
が、それぞれの「ミッション」になるでしょうか。

企業の場合はどうでしょう?

これを考えると、ピーター・ドラッカーによる
マーケティングの定義がわかります。

ピーター・ドラッカーの答えは
「顧客の創造こそが、企業が上げるべき成果」
です。

この「顧客の創造」
はピーター・ドラッカーのマーケティングを
理解するための大切なキーワードです。

ピーター・ドラッカーは彼の著書である、
『マネジメント【エッセンシャル版】』で
企業の目的、つまり、企業のミッションを
次のように定義しています。

企業の目的は、顧客の創造である。したがって、
企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。
それがマーケティングとイノベーションである。
マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。

ピーター・ドラッカーは「マーケティング」を、
「マネージメント」= 「顧客の創造」の大切な
二つの要素の内の一つとして捉えているのです。

ピーター・ドラッカーにとっての「マーケティング」とは
「マネージメント」の半分なのです。
「イノベーション」が残りの半分です。

つまり、

「マネージメント」=「顧客の創造」
= 「マーケティング」+「イノベーション」

ということになります。

これで、ピーター・ドラッカーにとって、「マーケティング」は
非常に大切な「位置づけ」であることが理解できます。

ピーター・ドラッカーのマネージメントとマーケティングとの
関係が分かってきましたので、

ここで、ようやく、ピーター・ドラッカーのマーケティング
の捉え方に入ります。

ピーター・ドラッカーは彼の著書『断絶の時代』の中で、
マーケティングを

「販売とマーケティングは逆である。同じ意味
でないことはもちろん、補い合う部分さえない。
何らかの販売は必要である。だが、マーケティングの
理想は販売を不要にすることである」

と定義しています。

「そんな都合の良い話があるはずは無い!」
と思われる方は、マーケティングの事例で
よく引き合いに出される、「スターバックス」
のマーケティング戦略を考えると良いです。

何故、顧客が他店よりも高いお金を払うのか?
を考えると、答えが見えてくると思います。
(この答えは、後ほど、お知らせします。)

スターバックスは派手な売り込みはしていません。
スターバックスの「TVコマーシャル」を見たことは
ありませんよね?

4:フィリップ・コトラーのマーケティング論

ここからは、ようやく、本題である、
コトラーのマーケティングを解説します。

コトラーはマーケティングを

「ターゲット市場を選び出し、優れた顧客価値を
つくり出し、分配し、コミュニケーションをする
ことによって、顧客を獲得し、維持し、増やすための
技術と知識である」

と定義しています。

コトラーのマーケティングの捉え方は
「ターゲット市場を選び出す」 という点が特徴
になっています。

4-1:コトラーのマーケティング・プロセス「R-STP-MM-I-C」

コトラーは、マーケティングを5つのステップに分けて、
解説しています。

  1. 調査(Research)
  2. セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング(STP)
  3. マーケティング・ミックス(MM)
  4. 実施(Implementation)
  5. 管理(Control)

英単語が並んでいますが、各要素の頭文字を取って、
並べているだけですので、安心してください。

4-1-1:R‐調査(Research)

市場の調査はマーケティングで行うべき、最初のステップです。
まず、何ために、調査をするのでしょうか?

「あなたの製品やサービスが売れるかどうか?」を調べるためです。
「せっかく、お金と時間をかけて作ったのに、売れないなぁ」
とならないように「仮説」を立てることが重要なのです。

このために、多くの手法がありますが、手法の定義の羅列が
多くなりますから、できるだけ「ポイント」だけ、
が分かるように、解説していきます。

4-1-1-1:マクロ環境、PEST分析とは

マクロ環境とは、「自社がコントロールできないもの」です。具体的には、

  • 政治的(Political)環境:法律、税制など(例:お酒や、タバコの税率が変わる)
  • 経済的(Economic)環境:景気、物価、株価・為替など(例:円高、円安で輸出入に影響)
  • 社会的(Social)環境:トレンド、ライフスタイル(例:流行や価値観で売上が変化)
  • 技術的(Technological)環境:新しい技術、特許(例:新しい技術で不要になる製品やサービス)

の四つです。

この四つを分析することを、PEST分析といいます。
(それぞれの頭文字を取って、PESTと命名されています。)

PEST分析は、コトラーが提唱した環境分析の手法です。

4-1-1-2ミクロ環境、3C分析

ミクロ環境とは、「自社で対応可能なもの」をいいます。

3C分析が代表的なフレームワークになります。

  • 顧客と市場(Customer):お客様のニーズと市場動向を考える(例:規模、成長性など)
  • 競合(Competitor):競争相手のことを考える(例:誰がライバルか?)
  • 自社(Company):自社の強みを考える(例:差別化できる点)
    (それぞれの頭文字を取って、3Cと命名されています。)

3C分析の他にも、「SWOT分析」などがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。

SWOT分析とは?目標を達成出来る4つの分類シートの使い方
目標達成のためには、まず「目標を紙に書こう!」ということを、聞いたことがある方は多いと思います。しかし、ただ自分の考えた事をそのまま書き出し実行するだけでは...

4-1-2:STP分析

  • Segmentation : セグメンテーション
  • Targeting : ターゲティング
  • Positioning : ポジショニング

これら、3つのキーワードの
頭文字をとって、「STP分析」と呼びます。

コトラーが考案した
マーケティングのフレームワークです。

この部分がコトラーのマーケティングで
一番大切だと理解してください。

なぜなら、コトラーのマーケティングの特徴である、
「ターゲット市場を選び出す」 という作業が正に、
この「STP分析」なのです。

コトラーと言えば、「STP分析」と覚えてください。

このSTP分析を正しく行えるかどうかで
自分が今から資金と時間を投入しようとしている
製品やサービスがお客様に受け入れられるか、どうか?

が、大きく左右されます。

この分析のポイントは「視点を消費者に!」
という考え方です。

これは、前述した、
ピーター・ドラッカーの考え方にも合致します。

STP分析を使って、
コトラーが「ピーター・ドラッカーの考え方を具現化した」
と考えると良いです。

4-1-2-1:Segmentation : セグメンテーション

「セグメンテーション」とは何でしょうか?
「市場細分化」とも呼ばれます。

文字通り、市場を細かく分けていく手法です。

「なんで、そんなことをするの?」
と思いますよね?

これは

「誰にでも受け入れられる製品やサービスを
作ることがほぼ、不可能だから」

です。

「会社が不安定だから、辞めて、起業しようか?」
と考えた時にあなたなら、何を商売にしますか?
ということを考えると良いと思います。

「ネットショップ」ですか?
じゃあ、何を売りますか?

この答えを簡単に出せないはずです。
非常に難しいから、

これが分かる人は大金を稼ぐ
ことができるのです。

株でも一緒ですよね。

投資すべき、企業が分かれば、
莫大な利益を得られるのです。

このように、「他人事ではなくて、自分の事」
として、「なんで、こんな分析が必要なんだ?」
と考えながら、勉強をすると、スムーズに理解できます。

セグメンテーションの話に戻りましょう。

現在の消費者の好みは「多種多様」です。
そのような、お客様が、お金を出してくれる
市場をどのように見つけたら良いでしょうか?

それには、市場を分類(分割)すれば良さそうです。

市場を何らかの「軸」で分けて、
共通するニーズを持つグループに
分割することを

「セグメンテーション」

といいます。

どのような「軸」で
分ければいいでしょう?

自分で考えるのも良いのですが、
ここは先人の知恵を借りたほうが
効率が良さそうです。

以下の4つの「分け方」
(軸、方法、基準、変数など
わかりやすい呼び方で理解してください。)
がよく使われます。

  1. 地理的分割
    国、都道府県、都市、市町村、地元エリアなど
  2. デモグラフィック(実態人口統計)による分割
    年齢、性別、家族構成、教育水準、職業、所得、世代など
  3. サイコ・グラフィック(心理的傾向)による分割
    ライフスタイル、価値観、性格、嗜好(好み)など
  4. 行動(状況)による分割
    初心者やヘビーユーザか、求めるベネフィット(庶民的か高級志向かなど)
4-1-2-2:Targeting : ターゲティング

「ターゲティング」とは?
「標的市場選定」とも呼ばれます。

セグメンテーションを行った後、数ある
グループの中から、どのグル-プで
勝負をするのかを決めるステップです。

標的(ターゲット)とするかを決めるので、
「ターゲティング」と呼びます。

まずは、自社が売りたい製品やサービスと
ピッタリと合うグループを選択しないと
いけません。

次に、そのグループに合った戦略を考えます。

このために、利用できる方法をお伝えします。

おすすめの方法は
「ペルソナ」です。

初めて、聞かれた方は

「何、それ?」

となると思いますが、

マーケティングでは「必須」
言っていいほどに重要な手法です。

ペルソナとは、
「あなたの製品やサービスを利用してくれる、
架空の顧客の人物像です。」

「こんな人に使って欲しいな!」
というのを想像してみるのです。

コンサルティング会社に
マーケティング戦略の立案を依頼すれば、

「次のようなペルソナを設定しました」

とコンサルタントのプレゼンで、説明
されそうです。

ペルソナの設定の例としては、

「30代、女性、独身。ひとり暮らし。
大手企業で働いていて、収入は平均より、高め。

趣味は買い物。ファッション、
美容に興味あり。結婚願望も強く、
利用するレストランとは高級店で、
洋服の購入も専門店で…。」

といった具合です。

それくらい、細かい「ターゲティング」
が必要ということを理解してください。

ペルソナを設定することで
あなたがターゲットとして
商品やサービスを提供したい

理想的な見込み客を

「シミュレーション」

することができるのです。

新規の製品やサービスを開発するのであれば、
機能や仕様で不足する部分や、

不要な部分を見つけることが
可能になるのです。

こうすることによって
取るべき、具体的なマーケティングの
施策が見えてきます。

また、大企業でマーケティングを実施するとき
は参加するメンバーも、多くなってきます。

そのメンバーがそれぞれ、違ったお客様の像を
持っていたら、話が効率的に進みません。
ブレーンストーミングをして出て来る、施策も
バラバラになってしまうでしょう。

4-1-2-3:Positioning : ポジショニング

自社の商品やサービスを
「どのように、差別化するのか?」
を徹底的に考えるステップです。

市場を細分化して、
狙うターゲットも決まりました。

後は、自社の製品やサービスがお客様に対して、
どのような価値を与えることができるのか?

また、他社ではだめで、自社でないといけない
「差別化のポイント」は何なのか?を考えます。

「製品コンセプト」と言ってもよいでしょう。

「一言で言えば、何が売りなの?」
ということです。

スターバックスは「サードプレイス」という「価値」
を考え出して、マーケティングをしています。

「少し、値段が高くても、落ち着いて、くつろぎたいわ!」

という気分になったときに、浮かんでくるのは
「ホテルのラウンジ」かも知れませんね。

でも、近くにホテルが無い場合は

  • 「そうだ。スタバだったら、静かに、過ごせそうだわ!」
  • 「値段だって、ホテルのラウンジより安いし!」

と喜んでお店に入りますよね。

スターバックスは
そういうお客様を「想定」しているのです。

雰囲気や立地条件など
すべて、きちんと「計算」しています。

これが、前述しました、
ピーター・ドラッカーの
マーケティングの定義である、

「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」

という例(答え)になります。

さらに、ポジショニングの例を考えてみます。

あなたは、
会社を辞めて起業したとします。

起業として選んだのは高級感があり
くつろぐことのできる「カフェ」です。

その後、偶然に
どこかのエレベーターで
知人に合ったとします。

その時に

「あっ、ゆっくりとできるカフェ始めたんだよ。
スタバみたいに、静かでくつろげるし、うちだったら、
ビールやワインもだせるよ。料理だって、美味しいんだから!
はい、名刺!」

と短時間であなたのお店の「コンセプト」を
説明できますでしょうか?

わざわざ、「エレベーターで」
シチュエーションを設定したのには
意味があります。

30秒程度で、相手にポイントを伝える手法を
「エレベーターピッチ」といいます。

「結局何が言いたいの?」

と感じるプレゼンありませんか?

「一言で、言ったら、どうなのよ?」

と感じてしまう、ということです。

これを言えないと
言いたいことは伝わらないのです。

言いたいことが、

  • 整理できていないか
  • 理解できていないか

のどちらかです。

これはどんな場面でも使える、
非常に大切なテクニックです。

これを心掛けると、

  • 「おお、あなたの説明はわかりやすい。」
  • 「説得力がありますね」

と言われるようになります。

プレゼンでも、
文章を書く時にも使えますので、
ぜひ、訓練してみてください。

時間の無い、
エライ人ほど、効果がありますから、

自社の製品やサービスを是非、分かって欲しい!

というときには、

必ず、利用して

「こいつは、できる」

という、印象を与えるように心掛けましょう。

4-1-3:MMマーケティングミックス

企画したマーケティングの戦略を、
実際の施策に落とし込んでいくステップです。

このステップを「マーケティングミックス」
と呼びます。

「4P」と「4C」
というフレームワークが
代表的な例になります。

4-1-3-1:売り手側から見た「4P」

4Pとは、次の4つの要素の頭文字です。

  1. Product(製品)
  2. Price(価格)
  3. Promotion(プロモーション)
  4. Place(流通・チャネル)

これを「4P理論」と言います。

4-1-3-2:買い手側から見た「4C」

4Pは「売り手側の目線で見た」考え方です。

これを、「買い手側の目線で見た」考え方に
改良したものが4Cになります。

売れる要素として、以下の4つが重要
だという考え方になります。

  1. Consumer(消費者のニーズ)
  2. Customer cost(顧客コスト)
  3. Communication(コミュニケーション)
  4. Convenience(利便性)

これを4C理論と言います。

最近では、「お客様を中心に考える」ことが主流ですから、
4C理論を優先すべきです。

4.1.4:I-C Implementation – Control:実行と分析

今まで説明してきた内容を
いよいよ実行するステップです。

慎重に進めてきた施策が
失敗に終わることもあります。

実際にやってみないと
分からないことも少なくないのです。

失敗した場合は

  • 「なぜ、失敗してしまったのか?」
  • 「次はどのようなことに注意すれば良いのか?」

などを分析すれば良いのです。

この流れを、何度も繰り返して、
「精度の高いマーケティング活動を実現していく」
ということが重要になります。

このために、「実行と分析」
という作業は非常に重要になります。

これまで説明してきたサイクルを
一度、実行すれば、終わりではありません。

このサイクルを「PDCA」で、回すのです。

最近ではIT技術が進歩して、
このサイクルを回す期間が
非常に短くなってきています。

Webマーケティングは、
この古典的な手法を
応用したものと捉えると

Webマーケティングの
理解も早くなります。

5:フィリップ・コトラー博士の代表的なマーケティング本

ここでは、コトラーの読んでおきたい、
代表的な書籍をご紹介します。

5-1:コトラーのマーケティング・コンセプト

マーケティングで最も重要と考える80のコンセプトを選び出し、それらをコンパクトに解説したものである。

この80のコンセプトはアルファベット順に並べられており、またそれぞれで完結しているため、読者は最初から読み始めることも出来るし、興味のある項目だけを拾うこともできる。また、本文のボリュームに比して充分すぎるくらいの索引が巻末に収められているので、「マーケティング事典」としての利用も可能であろう。

マーケティングをこれから学びたい、あるいは自らの知識をブラッシュアップしたいと考えているビジネスパーソンや学生に、ぜひおすすめしたい。(戸田啓介)

引用:コトラーのマーケティング・コンセプト

 

5-2:マーケティング原理 第9版―基礎理論から実践戦略まで

実名企業の圧倒的に豊富な事例と、わかりやすく体系化された記述により、もはやマーケティングの入門書としてはゆるぎない地位を築き上げたテキスト・ブック。入門レベルの説明から無理なく実践レベルへと導いてくれるのはマーケティングの第一人者、コトラーならではの成せる業である。初めてマーケティングを学ぼうとする学部生、大学院生から実際の業務に関わるビジネス・パーソンまであらゆる層の人々にとって必読の書。

引用:マーケティング原理 第9版―基礎理論から実践戦略まで

5-3:コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編

内容(「BOOK」データベースより)
本書は、マーケティング解説書の決定版『コトラーのマーケティング・マネジメントミレニアム版』(第10版)の簡易版である。本書は、マーケティング・マネジメントの主要なコンセプトを簡潔に提示すべく編集されている。この分野における最先端の動きを論じた信頼できる解説書を求めつつも、授業時間を事例研究やシミュレーションに多く充てるため、教科書はなるべく薄いことが望ましいと考えている大学の先生がたに重宝してもらえるであろう。

引用:コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編

5-4:コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか

内容紹介
マーケティング界の第一人者が初めてビジネスマン向けに書いた電子マーケティング時代の戦略と戦術。

内容(「BOOK」データベースより)
これが、プロのマーケティングだ!世界の大企業の戦略に大きな影響を与えてきたコトラーの経営幹部向けマーケティング・セミナーのエッセンスを初公開!グローバリゼーションとインターネットがもたらす新たな機会のための最新の戦略と戦術を示す。

引用:コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか

5-5:コトラーのマーケティング入門第4版

本書は、定評のあるコトラーのマーケティング書のなかでも、最も初心者向けの入門書である。マーケティングとは何か、という概念やマーケティングの重要性の説明に始まり、マーケティングの4P、市場の細分化、ポジショニングの話などが豊富な事例とともに紹介されている。

本書の最大の特長は、翻訳書では版権の関係などで掲載の難しい写真を豊富に使用している点である。実際に使われた企業の広告や製品パッケージ、展示会やショッピングモールなどのカラフルな写真が、原書の雰囲気をうまく伝えている。コダックのレンズ付きフィルムに見られる「機会による細分化」の例や、ギ・ラロッシュの広告に見られる「文化的環境に合わせた」広告表現の例は、本書で述べられている内容をうまく受けており、読者の理解を助けてくれる。

引用:コトラーのマーケティング入門第4版

6:まとめ

長くなりましたので、最後にまとめておきます。

  1. コトラーは「マーケティングの神様」と呼ばれる
    マーケティングに関する世界的な権威
  2. ピーター・ドラッカーは「マネージメント」に
    「重き」を置いた考え方を
  3. ピーター・ドラッカーは「マネージメント」の
    重要な要素の「大切な一部」として、「マーケティング」
    を捉えている
  4. 「マネージメント」= 「顧客の創造」
    = 「マーケティング」 + 「イノベーション」
  5. コトラーは「マーケティング」に「重き」を置いた
    考え方をしている
  6. コトラーのマーケティングの捉え方は
    「ターゲット市場を選び出す」 という点が特徴
  7. コトラーが考案したマーケティングの
    フレームワークである「STP分析」が
    コトラーのマーケティングで一番大切
  8. 「ターゲット市場を選び出す」≒「STP分析」
  9. 「セグメンテーション」とは市場を何らかの「軸」で分けて、
    共通するニーズを持つグループに分割する
  10. 「ターゲティング」とはセグメンテーションを行った後、
    数あるグループの中から、どのグル-プで自社の製品や
    サービスを標的(ターゲット)とするかを決める
  11. 「ポジショニング」とは自社の商品やサービスを
    「どのように、差別化するのか?」
    = 「製品コンセプト」を考える
  12. 「マーケティングミックス」は企画したマーケティング
    の戦略を、実際の施策に落とし込んでいく
  13. 「マーケティングミックス」には
    売り手側から見た「4P」買い手側から見た「4C」がある
  14. 最近では、「お客様を中心に考える」
    ことが主流なので4C理論を優先すべき
  15. 実行したマーケティング施策に
    効果があったかどうかの分析が重要
  16. マーケティング・プロセスである「R-STP-MM-I-C」を
    ひとつのサイクルと考えて、PDCAで回していきます。
    一回の施策を実行したら、終わりではない

 

コトラーのマーケティングの基礎が理解できたら
今後はどんどん、実践しながら、

ピーター・ドラッカーと
コトラーの書籍も読み進めてください。

「マーケティング」だけを集中して、
調べるのも必要ですが、

それと合わせて、「マネージメント」

さらには、「経営」まで
広げて、考えることをおすすめします。

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