継続課金ビジネスモデルと聞いて
どのようなビジネスを
想像されるでしょうか?
今回の記事では継続課金ビジネスの
メリットとデメリットをお伝えし、
初心者でも継続課金ビジネスを
成功させるには、
一体どのようなことに
注意すればいいのか。
ということについても
お伝えしたいと思います。
継続課金ビジネスを
取り入れることで、
あなたのビジネスを
より加速させることが出来ます。
今回の記事を参考にして頂き
是非、継続課金ビジネスを
取り入れて頂ければと思います。
目次
1:継続課金ビジネスモデルとは?
2:継続ビジネスのメリット・デメリット
3:継続課金ビジネスモデルを成功させるには?
4:継続課金ビジネス例
5:まとめ
目次(クリックすると自動で飛びます。)
1:継続課金ビジネスモデルとは?
継続課金ビジネスモデルとは、
お客様に商品やサービスを利用し続けてもらい、
その代金や使用料を定期的に課金し続ける
というビジネスモデルです。
例えば、
身近なところで言えば
携帯電話は継続課金モデルと言えます。
電話やインターネットを使える代わりに
毎月のように携帯代を支払っている
という方が大半だと思います。
それ以外にも健康食品やウォーターサーバーの水など、
商品を定期的に届けてもらうサービスも
継続課金ビジネスに分類されます。
2:継続ビジネスのメリット・デメリット
継続ビジネスのメリットとしては
以下の点が上げられます。
【メリット】
2-1:メリット1:安定した売り上げを確保できる
起業した当初は特にそうだと思いますが
売り上げが不安定になりがちです。
どのようなビジネスを行うかにもよりますが
「高額を売り上げる月があったかと思えば、
翌月には半分しか売り上げが立たない」
などといったこともありえます。
売り上げが不安定だと
仕入れをどのくらい行えばいいのかなど
事業計画も立てにくいです。
結果として
保守的な姿勢になりすぎてしまい
さらなる売り上げのチャンスを
逃すことにもなりかねません。
継続課金ビジネスを導入することで、
毎月の売上を一定に
確保することができます。
毎月の売り上げもある程度、予想出来るので
効率の良くビジネスを行う事が出来ます。
2-2:メリット2:リピーターを作ることができる
ビジネスを行う中で
新規顧客の獲得は
とても重要な要素です。
新規顧客が増えなければ
売上が無くなるので、
多くの会社はネットやチラシに
広告費を支払い、
お客様の目につくよう工夫し
新規顧客を獲得しています。
ただ、継続課金ビジネスの場合
新規顧客の獲得に注力しなくても
売上を安定させることが可能です。
なぜなら、リピーター率が高くなるので
新しいお客さんを探さなくても、
毎月のように同じお客さんが
料金を支払ってくれます。
そのため広告費も節約することができ
利益率を上げることも可能となります。
2-3:メリット3:精神的な安定を得られる
起業後は自身でビジネスを
運営していく必要があります。
売上も波がある場合も多いと思います。
そういった状況が続くと
精神的に余裕が無くなることも
あるかと思います。
継続課金ビジネスであれば
ある程度、同じ金額が毎月得られます。
そのため経済的な安定だけでなく
精神的な安定も得ることが出来ます。
【デメリット】
いい事だらけの継続課金ビジネスですが
何事もメリットがあればデメリットが存在します。
継続課金ビジネスのデメリットは
以下の2つです。
2-4:デメリット1:コツコツ収入を増やさなければいけない
初めの内というのは
リピーターがあまり集まらず、
管理費や維持費の支払いが重なり
なかなか利益を出すことが
難しい場合が多いです。
そういった状況でも
コツコツとリピーターを増やしていくことで
徐々に利益が増えていき
安定した収入となります。
2-5:デメリット2:会員が突然退会する可能性が高い
会員の方が
突然退会することもよくあります。
例えば、
30人の会員の方がいる状態から
10人の方が退会すれば
それだけ収入は減少します。
継続課金ビジネスでは
お客様に対して、
常に満足のいくサービスを行わないと
会員は退会していくこととなります。
理想としては、
良質な継続課金ビジネスを複数持つことで
収入の柱を増やすことです。
こうすることで
1つの収入源の会員数が減少しても
他の収入源があるため
収入は安定していきます。
3:継続課金ビジネスモデルを成功させるには?
継続課金ビジネスを成功させるために
いくつか知っておいてほしいことがあります。
3-1:継続率が大切
継続率とは、
会員が翌月以降も引き続き
契約中である割合
を指します。
継続率が高いほど、
会員数の減少はゆるやかになります。
例えば、
継続率90%であれば毎月10%の会員が
減っていき、継続率が80%であれば
毎月20%の会員が減っていきます。
継続課金ビジネスをスタートした時点で
100名の会員がいた場合ですと、
継続率90%の場合は3ヶ月後には70名に、
継続率80%の場合は40名になる計算です。
継続率を高く維持することで
会員の減少も緩やかとなります。
3-2:新規顧客にも注目する
しかし、継続率が高いだけでは
継続課金ビジネスを成功させることは
残念ながらできません。
なぜなら、
継続率は100%には
ならないからです。
もし継続率が常に100%であれば、
継続課金ビジネスは一生安泰です。
サラリーマンのように変わらない売上が
毎月確実に確保することが出来ます。
ただ、継続率100%というのは
解約する人が一人もいない
ということを意味しています。
正直そのような状況を
継続させることは現実的ではありません。
継続率100%が難しい以上、
リピーターだけに頼っていては、
遅かれ早かれ
会員数は徐々に減っていきます。
「それではどうすればいいのですか?」
と言いますと、
新規顧客の獲得が必要となります。
例えば、
継続率90%の継続課金ビジネスであれば
毎月10%の会員が
退会していることになります。
そこに毎月10%分の
新規顧客の獲得に成功することができれば、
そのビジネスモデルは
安定した収益を確保することが出来ます。
なので継続課金ビジネスモデルでは、
継続率を意識しつつ新規顧客の獲得にも
注目することが大切となります。
3-3:離脱率を下げるには?
継続課金ビジネスを行う上で
離脱率(お客様がサービスの利用を停止する割合)を
低くすることはとても大切です。
離脱率を低くするためには、
以下のポイントを抑えておきましょう。
- 長期的に利用してもらえるような仕組みやコンテンツ作りをする
- 継続的に支払いやすい金額設定をする
- 解約をされない「質の高いサービス」を提供し続ける
また課金方法は、銀行引き落としよりも
クレジットカード決済のほうが、
書面でのやりとりをしなくて済むことと、
課金開始までの期間が短いことから
離脱率が低く傾向にあります。
4:継続課金ビジネス例
継続課金ビジネスには、
以下のように様々な種類があります。
4-1:プラットフォーム型
携帯電話の料金やネットの通信料、
ガスや電気代などといった
日常的に利用するサービスを
受けるために課金する継続課金ビジネスです。
4-2:定期お届け型
健康食品やウォーターサーバーの水など、
商品を定期的に届けてもらうために
継続課金するもの。
もし、あなたが食品などを扱っている場合は
定期便のサービスを導入することを
検討してみてもいいかもしれません。
4-3:保険型
生命保険や警備会社など、
利用者や建物に何かがあった時に
サービスを受けるための継続課金ビジネス。
4-4:特典付き会費型
飲食店などでよく取り入れられている
会費を定期的に払う代わりに
何かしらの特典を付ける
継続課金ビジネスです。
例えば、
月額●●円の会員登録をすることで
毎回の飲食代を5%オフにするといった
サービスなどが多いです。
4-5:コミュニティ型
アイドルグループのファンクラブや
ミュージシャンの
ファンクラブなどに参加することで、
参加者にとって有意義な時間を
過ごしもらうことによって
継続的に課金をする
継続課金ビジネス。
5:まとめ
いかがでしたでしょうか?
継続課金ビジネスを
取り入れることで、
安定した収益と
資金の管理のしやすさ
精神的な安らぎを
手に入れることが出来ます。
確かに継続的に
リピートさせるためには、
常にお客様が満足のいく情報を
お届けする必要があります。
ただ、
それは継続課金ビジネスだけでなく
どのビジネスにも
言えることだと思います。
本当に満足のいく物を提供することで
お客様が感動しリピートして頂き
売上が上がっていく。
継続課金ビジネスに取り組むことで
そうしたビジネスの本質を
学ぶことも出来ます。
継続課金ビジネスは
とても魅力的なビジネスモデルですので
是非一度取り組んで頂ければと思います。
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