『怒る』で失敗した経験はありますか?
本のタイトルを忘れてしまったのですが
『怒る』という行為を的確に教えてくれた
1冊の素晴らしい本がありました。
この本を読んでから感情的に怒って
失敗することが滅多になくなりました。
怒りという感情は
もの凄くパワーがあります。
瞬発力を出したい時には
役に立つ事もあります。
しかし大体においてネガティブな結果に
終わる事が多いです。
「あの時、言い過ぎたな…」
などと後悔した経験が一度はあると思います。
『怒り』の感情をコントロールできると
人生でかなり得をします。
そこで今日はその本に書いてあった
感情のコントロール術をお話します。
目次
1:「怒り」はスタンプカード
2:貯めたポイントは使いやすい所に集中される
3:怒りのポイントは様々な所でコツコツ貯まる
4:ポイントはぶつけやすい人に使われる
5:怒らない技術を身につけるコツとは?
6:まとめ
目次(クリックすると自動で飛びます。)
1:「怒り」はスタンプカード
その本には
「怒りとはスタンプカードのようなもの」
とありました。
子供のころ、夏休みにラジオ体操をして
スタンプを押してもらい、全部貯まったら
プレゼントをもらった事があると思います。
今でもTポイントなどを貯めている人は
直感的に理解しやすいと思います。
怒りはカードにスタンプを押すように
毎日コツコツと貯まっています。
- 上司の小言
- 家族の愚痴
- 近所の騒音
など、細かいスタンプが毎日のように
押されています。
そしてある一定のラインを超えた時、
つまりスタンプカードが満タンになった時に
爆発してしまうという考え方です。
2:貯めたポイントは使いやすい所に集中される
例えば、貯まったTポイントで
コンビニで何かを購入したとします。
しかしそのポイントは
- ガソリンスタンド
- ネットショッピング
- レンタルビデオ店
- カラオケボックス
など、様々な場所でコツコツ貯めた物です。
様々な所で集めたポイントですが
使われる場所は決まって
『使いやすい場所』です。
近所のコンビニとかネットショップとか
使いやすい所に集中します。
ポイントカードの仕組みはとても面白く
ポイントビジネスで誰が儲けているのかを
一度勉強してみると良いと思います。
覚えて欲しい事は
『様々な場所で貯めたポイントは
使いやすい所に集中して使われる』
という部分です。
3:怒りのポイントは様々な所でコツコツ貯まる
例えば、
会社で上司にガミガミ言われる
近所のおばちゃんに嫌味を言われる
隣の家の犬が夜中に吠える
など、あなたの怒りポイントは
様々な場所で貯まります。
しかし、その怒りを
上司にぶつける訳にも行かず
あなたは黙って
コツコツと貯めていきます。
そしてある日、
そのポイントが一杯になった時
ドカ〜ンと爆発します。
最後のポイントをピコッと押した人に
これまで貯めて来たすべての怒りが
爆発するのです。
大抵の場合、最も親しい家族が
ターゲットになります。
旦那や奥さんや子供や両親など…
本来なら一番の味方である家族に
ぶつけてしまうのです。
4:ポイントはぶつけやすい人に使われる
これまで蓄積された怒りをぶつけられた人は
「え?何でこんな些細な事でこんなに怒るの?」
と不思議に思います。
例えば、ちょっと足がぶつかっただけでも
『最後のポイントを押した
怒りをぶつけやすい人』
が餌食になるのです。
私は周囲の友人達からは優しいと言われますが
家族からは「短気」だとよく言われていました。
本当に良くないと思って直そうしましたが
『最後のポイントを押した
怒りをぶつけやすい人』
に怒りを集中させてしまっています。
いわば『八つ当たり』です。
当たりやすい所に当たってしまうのです。
特にそれが家族になる場合が多いです。
5:怒らない技術を身につけるコツとは?
どうすれば良いかというと一番は
『怒りはスタンプカード』
だと認識する事です。
面白い物でこの考えが身に付くと
「あ、今1つポイント押された」
などと気がつくようになり、そもそも
そんなにストレスが貯まらなくなります。
もう1つはポイントが貯まりやすい場所や
人が解るようになります。
「上司といると
ポイント2倍キャンペーンだ」
などと解るようになるので、
接する時間を減らしたり
工夫が出来るようになります。
そうすると怒る事が少なくなりますし
ポイントも貯まりづらくなります。
脳の中にポイントカードを
イメージしてみて下さい。
そして1日を過ごしてみて下さい。
- ポイントをたくさんくれる人
- ポイントをたくさんくれる場所
などが見えてくると思います。
6:まとめ
感情のまま怒ってしまうと
周りが見えなくなってしまい
ビジネスはもちろんの事
人間関係からコミュニケーションまで
『損』をしてしまいます。
確実に覚えておいて頂きたいのは、
- 「怒りはポイントカード」
- ポイントをもらってしまう場所と人を把握する
この2つがポイントとなります。
常に頭の中にポイントカードを
意識していれば、自分の感情を
冷静に見ることが出来ますので、
怒り以外の感情でも
役に立つ考え方なので、
早速今日から意識してみてください。
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